二日酔い対策に人気の「ヘパリーゼ」実は16種類 「知らなかった」「コンビニと薬局で違うの?」驚きの声続々
「えっ、医薬品と清涼飲料水があるの!?」ーー飲酒の機会が増える年末年始を前に、ネット上ではある栄養補助ドリンクが話題になっています。
ゼリア新薬工業(本社、東京都中央区)の「ヘパリーゼ」。ヘパリーゼと一口に言っても含まれる成分や量により、コンビニやスーパーで販売する清涼飲料水から、薬局取り扱いの医薬品までさまざま。しかし複数存在することを知らなかった人は多かったようで「知らなかった」「コンビニと薬局で中身が違うの?」「同じだと思ってた」「いつもコンビニで買ってたけど清涼飲料水だったのか…」などと驚きの声が上がっています。
同社広報部の担当者に話を聞きました。
──ネット上で、コンビニ版と薬局版があることが話題になっています。違いは。
「医薬品販売業許可を持たないコンビニエンスストア等では、医薬品の販売はできません。それを踏まえた弊社の流通政策により、コンビニエンスストアやスーパーでは清涼飲料水・炭酸飲料・栄養補助食品である『ヘパリーゼWシリーズ』『ヘパリーゼスーパーシリーズ』を販売いただき、薬局・ドラッグストアでは医薬品のヘパリーゼシリーズ『ヘパリーゼプラスII』『ヘパリーゼドリンクII』『ヘパリーゼキングシリーズ』などを販売いただいております」
──シリーズは全部で何種類ありますか。
「当社では、清涼飲料水・炭酸飲料・栄養補助食品等の食品として9製品、効能効果を持つ医薬品として6製品、医薬部外品として1製品を販売しています。これ以外にも特定の薬局様専用の医薬品も提供しています」
──年末年始は飲酒の機会が増えます。二日酔い対策におすすめの商品は。
「手軽に栄養補給する場合などには、コンビニエンスストアなどで販売する『ヘパリーゼWシリーズ』『ヘパリーゼスーパーシリーズ』が、年末年始の忙しい中の疲れ対策や胃腸障害時の栄養補給には、薬局・ドラッグストアで販売する医薬品の『ヘパリーゼ』シリーズがおすすめです」
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お酒は適量を守って、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。
(まいどなニュース・金井 かおる)