羨ましいと思う“友人・知人の勤め先”…「キーエンス」「ソニー」「トヨタ」を抜いた1位は?【2022年…仕事・転職にまつわる調査結果】
コロナ禍以降、世界はますます「不安定」の度合いを増しています。ロシアによるウクライナ侵攻による混乱が招いた物価高や円安も、私たちの暮らしに大きなインパクトを与えました。日々の暮らしが厳しさを増す中、自身の仕事や働き方について見つめ直した方も多かったのではないでしょうか。ネットでは「転職」「会社選び」にまつわる記事もよく読まれました。この1年紹介してきた調査結果などを振り返ります。
■羨ましいと思う“友人・知人の勤め先”…「キーエンス」「ソニー」「トヨタ」を抜いた1位は?
よく「自分のものより、他人のものの方が良く見える」ことの例えとして、「隣の芝生は青く見える」と表現されますよね。全国の20~69歳の男女1000人に、自身が勤める企業と比べて、知人や友人の勤務先がどれほど「青く見えているのか」を聞いたところ、知人や友人の勤め先に対して、「羨ましいと感じたことがある」と回答した人が約3割ほどいました。また、「羨ましいと思う勤務先」は、「国家公務員」「地方公務員」「トヨタ自動車」などに回答が集まったそうです。
■「この企業に勤める人と結婚したい」ランキング 「トヨタ」「グーグル」「パナソニック」を超えた1位は
結婚相手を考えた時、相手の職業はとても大事になってくるポイントですが、実際にどんな企業に勤めていてほしいのでしょうか。全国の20~59歳の男女800人に「結婚相手の勤務先として望む会社」を聞いたところ、1位は「国家公務員」(15.9%)、2位「地方公務員」(14.4%)、3位「トヨタ自動車」(10.5%)という結果になりました。
■将来、その仕事だけはやめて!子どもに就いてほしくない職業ダントツ1位は…「私生活をさらして生計を立てるのは反対」「収入が安定しない」
みなさんはご自身のお子さんが将来どんな職業に就くか考えたことはありますか。全国の中学生以下のお子さんを持つ親御さん200人に聞いた「子どもに就いてほしくない職業」調査によると、ダントツの1位は「YouTuber」でした。理由について「私生活をさらしてまで生計を立てるのは親としては反対です」「成功しないと思うから」「将来性がないから」「収入が安定しないから」といったようなコメントがあったそうです。
■「ブラックな働き方」への不満が多い業種は…3位「銀行・協同組織金融業」、2位「社会保険・社会福祉・介護事業」
昨今ではSNS上で企業の働き方や待遇に対する不満が日々投稿・拡散されているといいます。SNSなどインターネット上に投稿された投稿を分析した「2022年度上半期 ブラックな働き方への不満が多い業種ランキング」によると、それによると不満が多い業種の1位は「鉄道業」だったそうです。理由としては、基本給の低さに対する不満投稿が多く発生していたといい、「コロナ禍によって賞与が半減し年収が100万以上減少した」という内容もあったそうです。
■「社長がタバコを吸いながら面接」「その場で二つ返事で内定が出た」…転職活動の際に「選考辞退」した衝撃理由
みなさんは転職活動の際に選考辞退をした経験はありますか。総合求人サイトのユーザー9350人に聞いたところ、約半数の人が転職活動において「選考辞退の経験がある」と回答しました。また、選考辞退の決め手となった出来事については、「面接官の話を聞く態度がとても悪かった」「最初の面接後、その場で二つ返事で内定が出たこと」などが挙げられたそうです。
■男女ともに「1番就きたくない」と思う職種は? 「ITエンジニア」「医療・福祉・介護」を超えたあの仕事
みなさんは「この仕事には就きたくない」と思う職種はありますか。職業・仕事情報のポータルサイトの調査によると、就きたくないと思う職種は「営業」と約4割の人が回答しました。また「営業」職に次いで、女性側は「ITエンジニア」(39人)、男性側は「医療・福祉・介護」(43人)なども相当に敬遠されていたといいます。これらは、いわゆる3K「きつい、汚い、危険」な職種と認識されていることが理由だそうです。