「80cmのサウンドバーの空き箱にジャストフィット」

細長い空き箱にすっぽりハマる茶トラ猫ちゃんの動画がInstagramに投稿され、31万件超のいいねがつくなど話題になりました。

投稿したのは、飼い主の山下唯梨子さん（@chibitan.huku）。動画に映っていたのは、福ちゃん。1歳の男の子です。山下さんによると、旦那さんが購入したサウンドバーの説明書を読んでいると空き箱に福ちゃんが入り込んできたとか･･･。

「ｷﾞｬﾊﾊﾊ　細長っ～！」

「Humans bought me the perfect box （人間は私に完璧な箱を買ってくれた）」

「Ready to ship!（出荷準備完了!）」

「Looks like they were made for each other haha!（彼らはお互いのために作られたようだ、笑！）」

「アラウンドサウンドニャーとして販売できそう。」

「French bread（フランスパン）」

そんな細長い空き箱にジャストフィットする福ちゃんの姿に国内外から驚く人たちや爆笑する人たちからコメントが殺到しています。多くの人たちをくぎ付けにした福ちゃん。空き箱に入り込んだ後、どうなったのでしょうか？　撮影時のことを、山下さんに聞いてみました。

■サウンドバーの説明書を読んでいると･･･猫がやってきてスッポリ！

－－細長～いサウンドバーの空き箱にジャストフィットした福ちゃん！　どんな様子で入ってきたのでしょうか。

「旦那がサウンドバーの使い方の説明書を読んでいると･･･福ちゃんががスッと入ってきました」

－－目の前で空き箱にジャストフィットした福ちゃんを見て、旦那さんはどう思った？

「いつも邪魔ばかりするので、やれやれみたいな感じです･･･」

－－空き箱に入り込んだ後、福ちゃんはどうなった？

「さすが猫ちゃんです。すぐに飽きてその後は見向きもしませんでした」

－－あらら、ツンデレちゃんですね。また「猫は液体！」という万国共通の認識があるようで、国内外から大きな反響がありましたが･･･。

「そうですね。ツチノコ？とか･･･猫が想像以上に長いことに驚いている方もいましたね」

－－福ちゃん、元保護猫ちゃんとのこと。おうちにお迎えした経緯を教えてください。

「旦那が前職の新聞記者を辞めて市議会議員に立候補したんですが、開票直前に選挙事務所に迷い混んできて、当選（福）をもたらせてくれました。親猫も周りにはいなくそのまま保護することになりました」

－－まさに“福”ちゃん！　もう1匹、白黒猫ちゃんも飼われているようですね。

「ちびといいます。7歳の男の子です。ちびも旦那が保護。寒い夜中にバス停で保護しました。当時はノミ、ダニ、カビだらけで、目も目やにでふさがり、猫アレルギーの私は悲鳴を上げるほど汚かったです･･･。でも、幸せを呼ぶオッドアイで、幸せを離さない鍵しっぽ。この子のおかげでいろんな運命が変わり始めました！」

幸せを呼ぶという福ちゃんとちびちゃん。ジャストフィットの動画のほかにも楽しい動画がInstagramに投稿されています。

（まいどなニュース特約・渡辺 晴子）