二度見必至のジブリ飯、妻の力作に夫とSNSが騒然「想像してたんとちょっと違う」「奥さん怒ってるのかな」
スタジオジブリ作品に登場する料理「ジブリ飯」をご存じでしょうか。『ハウルの動く城』でハウルが焼く目玉焼きとベーコン、『崖の上のポニョ』のハムが乗ったラーメン、『天空の城ラピュタ』でパズーがシータと食べたパンなど、作中に登場するシズル感たっぷりの食事を指します。
そんなジブリ飯に憧れたのが、ツイッターユーザーのしゃく(@shakunone)さんです。何気なく奥さんに「ジブリ飯ってめっちゃ美味しそうだよね」と言ったところ、奥さんがジブリ飯を作ってくれたそうですが、いざ食卓で見てびっくり。「想像してたんとちょっと違うのが完成して震えた」という料理は、『風の谷のナウシカ』の王蟲を模したオムそばでした。
■奥さんは大の『ナウシカ』ファン!
なんでも、奥さんはジブリ作品の大ファンで、日頃から趣味でジブリをモチーフにした絵や刺繍に精を出しているそう。特に『ナウシカ』が大好きな奥さんは、ほかの人が作った王蟲そば(オムそば)をネットで見つけてから「いつか作りたい」と心に秘めていたんだとか。
完成した王蟲そばは、緑色の身体、青から真っ赤に変わった目などシルエットから細部まで忠実に再現されています。「甲羅の部分は、ほうれん草入りの卵です。中身は焼きそばですが、焼きそばの土台に少しご飯を入れてフォルムが出やすいようにしています。最初は驚きましたが、美味しかったですし、全部食べました」。
そう答えるしゃくさんも、奥さんの影響もあり、今ではすっかりジブリ作品の虜に。「東京に行くときの定期ルートは三鷹の森ジブリ美術館です。新しくできた愛知のジブリパークにも行きたいと思っています」と夫婦そろってジブリファンだといいます。
そんなしゃくさん夫妻は今回の反響に驚いているそうで、「普段あまりSNSをしない妻は、この反響にただただ驚いています。ですが、こうして自分の作ったものや、自分の好きなものに共感をもらえることは嬉しいようで、私もその笑顔をみて投稿してよかったなと。また何か作ると思うので、その時はアップしてみようと思います」と語りました。
リプライでは、「そっちを選ぶセンスとクオリティににんまり」「斜め上のジブリ飯w」と感心する声のほか、「攻撃色やん」「奥さん怒ってるのかな」と王蟲そばの目の色に着目するコメントも多数。
というのも、王蟲の赤い目は攻撃色といい、精神的に高ぶった状態を表しています。それについては、「全然怒っていません(笑)ご心配なされませんようお願いいたします」と奥さんがコメントを寄せました。
(まいどなニュース・門倉 早希)