「で…でけえぇぇ」世界最大クラスの「かんきつ」にネット騒然「手からはみ出てる」「えっ、コラ?」「初めて見た」

 熊本県八代市の農園「やつしろサニーサイドファーム」の公式ツイッターアカウントが公開した写真が話題になっています。写っているのは大人の手のひらからあふれそうな黄色い物体。投稿文には「見よ!!!これが世界最大の柑橘!!!」。えっ、これがかんきつの一房なの!?

■巨大な房…それもそのはず「世界最大」

 巨大な房の正体は、同農園で収穫した熊本県八代の特産品「晩白柚(ばんぺいゆ)」。世界で一番大きなかんきつ類と言われています。地元「JAやつしろ八代果実選果場」のホームページによると、平均的な大きさは横径20cm前後、重さは約1.8kg。高級品としても知られ、贈答品用のものは2玉5千円前後の値がつきます。

 同農園のツイッター担当者に、晩白柚について聞きました。

──旬、味は。

「1~2月末ぐらいです。1月はまだ少し酸味がある状態で、2月頃になると酸が抜けて甘味が増してきます。さっぱりみずみずしく飽きがこない味です。酸味と甘みのバランスが良く、食べ応えもあります」

──贈答品として重宝されると聞きました。

「12月に収穫なので、お歳暮として贈られることが多いです。あと出産祝いにも喜ばれました。赤ちゃんと晩白柚を並べて写真に撮るとかわいいです」

──地元の人もよく食べますか。

「年末まで玄関に飾り、お正月に親戚みんなで食べることが多いです。あとは皮のワタ部分を砂糖漬けにしたり、皮をお風呂に入れたりして香りを楽しんだりします」

  ◇   ◇

 ツイッターの投稿はいいねの数が2万を超える注目度。ユーザーからは「で…でけえぇぇ」「これはデカい」「えっ、コラ?」「手からはみ出てる」「初めて見た」「食べてみたい」など、驚きの声が上がっています。

 「大きくきれいにむけたので、『晩白柚こんなに大きいんだよ』とフォロワーさんに教えたかったから投稿しました。こんなにバズると思ってなかったのでびっくりです。でも晩白柚好きと言ってもらえたり、初めて知った、食べたい!と言ってもらえて実際にご注文していただいたり、うれしかったです」(担当者)

 むき方にもコツがあるようで、同農園ではユーチューブ動画「【生産者直伝!】ばんぺいゆの剥き方講座」を公開し、わかりやすく解説しています。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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