加熱式たばこ・IQOS（アイコス）などで知られるたばこメーカー「フィリップ モリス ジャパン合同会社」は、最新シリーズIQOS ILUMAへのさらなる切替えを促進するため、従来のブレード型IQOS専用たばこの販売を段階的に終了することを発表した。

従来のブレード型IQOSでは、ヒートスティックを本体の加熱ブレードに差し込んで使用する仕様となっていたが、イルマシリーズは本体に加熱ブレードを搭載していないモデルに。代わりにヒートスティックにプレートを入れることで、本体故障リスクの軽減、クリーニングの手軽さを実現した。

現在、ブレード型IQOS専用たばことして「マールボロ ヒートスティック」（全11銘柄、「ヒーツ」（全10銘柄）が販売されているが、これらが2024年1月を目途に全ての店頭在庫がなくなり次第終了することとなった。

イルマシリーズでは専用たばこ「TEREA（テリア）」と「SENTIA（センティア）」ブランドが展開されており、2022年10月時点で「マールボロ ヒートスティック」「ヒーツ」と同様の味わいを、現在ブレード型IQOSを使用中のユーザーに提供できる環境が整ったため、ブレード型IQOS専用たばこ全銘柄販売を終了することに至ったという。

まず、「マールボロ ヒートスティック」2銘柄（トロピカル メンソール、ブライト メンソール）、「ヒーツ」7銘柄（ディープ ブロンズ、バランスド イエロー、クール ジェイド、フレッシュ エメラルド、フレッシュ パープル、シトラス グリーン、トロピカル イエロー）に関しては、2023年1月下旬をもってフィリップモリスジャパンからの納品を終了となり、各販売店の在庫がなくなり次第販売終了。その他のブレード型IQOS専用たばこに関しても段階的に納品を終了となり、2024年1月を目途に店頭での在庫がなくなり次第終了となる。