汚くちぎられ、垂れ下がったトイレットペーパー コンビニのトイレ「もっと綺麗に使いませんか」
公衆トイレがきれいなのは日本の誇れるところのひとつです。でも、中にはがっかりするような使い方をする人もいます。
「トイレットペーパーのちぎり方。のっぴきならない事情があったのかもしれませんが、コンビニやパーキングのトイレをお借りするなら、もう少しキレイに使われた方が、次に使う人もお店の人も、気持ちイイのではないでしょうか?」
しゃくさん(@shakunone)は、そんなコメントを添えてTwitterに画像を投稿しました。そこに写っていたのは、適当に手でちぎったために汚く垂れ下がっているトイレットペーパー。画像を見た人たちからは、
「わかりみが深い。使用したのにトイレットペーパー流さない。便座や流しがビシャビシャ。床にペーパーなどのゴミを落としたのに拾わない。他の人のことを考えてない人が多すぎます」
「手でちぎる人いるよねー。日本人特有の『思いやり』って言葉を忘れているなら、思い出してほしいね」
「45年以上右利きだった父親は50代目前にして右麻痺になったため、左しか使えません。父親が入った後のトイレットペーパーはこんな感じになっています。病気で倒れる前はきれい好きだったので、きれいにトイレットペーパーを切っていました」
など、さまざまな意見が飛び交いました。
しゃくさんにお話を聞きました。
-これはどちらのトイレですか。
「コンビニのトイレです」
-最近こういうことが増えたと思いますか。
「最近というよりは、昔からよく見るような気がします」
-トイレ全体が汚いように思えますね。
「雑なちぎり方を見ると、前に使った人が雑に使っているかもしれない…と想像してしまいます。清潔感もそうですが、開放してくれているお店や施設の印象にも関わる可能性もあるように思います」
-何か特別な事情のある方が、こういう使い方をするのでしょうか。
「多目的トイレが都合よくどこにでもあるわけではないので、怪我をされている方、障害のある方、お子さんなど、致し方ない場合もあるかもしれません。ただ、こういったシーンによく出会うということは、必ずしもそういう方ばかりではない気がします」
-「思いやり」に欠けているというリプが多く見られました。
「特に公共の場所は、次に使う人や、そこを管理する方々のことを考えて、できる限りの配慮をして使うのが大切だと思います。自分の物が雑に使われたらどう感じますか? という点に尽きると思います」
他にもトイレットペーパーが床に散乱している、生理の経血や尿で便器が汚れているなど、不潔なトイレを目にすることがあります。トイレ自体はきれいに改装されているところが多いので、使う人の心がけひとつで変わるのではないでしょうか。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)