「実は…サブウェイは17歳の少年が」公式が明かした誕生秘話に「へえ~!」「知らなかった」の声続々
サンドイッチ・チェーン「サブウェイ」の公式ツイッター(@subwayjp)が明かした創業秘話に関心が集まっています。
「実は…サブウェイは17歳の少年が始めた町のサンドイッチ屋さんがはじまり…」
投稿を読んだユーザーからは「これは知らなかった」「へえ~!」「そうだったんだ」「知らなかった」「日本発祥じゃなかったんだ」「こういう話好き」などの声が上がりました。
■大学在学中は「二足のわらじ」
同チェーンを日本国内で展開する⽇本サブウェイ合同会社(本社、東京都品川区)に話を聞きました。
少年はアメリカ・ニューヨーク生まれのフレッド・デルーカ氏。大学進学の学費を稼ぐため、コネチカット州に町の小さなサンドイッチ店を開きます。店名は「Pete’s Super Submarine Sandwiches」。これがサブウェイ1号店です。
店のアイデアを出したのは、家族ぐるみで付き合いのあった年上のピーター・バック氏。強い信頼関係で結ばれていた2人は共同創設者として、二人三脚で店を切り盛りします。
「(デルーカ氏は)大学在学中も共同創設者であるピーター・バックとともにサブウェイの経営に携わっていました。いわゆる二足のわらじでございます」(同社担当者)
学費捻出のために始めたビジネスは、顧客一人一人の好みに合わせて作るスタイルが受け、100カ国以上に展開する世界規模のチェーンに成長。デルーカ氏は晩年まで社長職を続けました。
■店名の由来に「地下鉄じゃないの!?」
同社公式ツイッターでは以前、店名の由来について認知度アンケートを実施したところ、半数以上の人が「地下鉄のことだと思っていた」と回答しました。
しかし実際は、地下鉄とは無関係でした。
「潜水艦のような形のサンドイッチ(submarine sandwich)をあなたの好み(your way)で作るから、SUBmarineとyour WAYでサブウェイ」(公式ツイッターより引用)
あなた好みの潜水艦のようなサンドイッチーー。真相を知ったユーザーたちを「地下鉄じゃないの!?」「パンが地下鉄の形に似てるからだと思い込んでました」「地下鉄で販売したのがスタートだと思ってた」などと驚かせています。
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▽SUBWAY(サブウェイ) 1965年アメリカ・コネチカット州に1号店オープン。創業者は17歳のフレッド・デルーカ氏。共同創業者ピーター・バック氏とともに世界規模のチェーンに拡大させる。1992年3月日本上陸。1号店は東京・赤坂見附。2015年デルーカ氏死去。
(まいどなニュース・金井 かおる)