民家の納屋で生まれた子猫を我が子に 出会った時から膝の上でゴロゴロ、にぎやかな暮らしを楽しむ日々に

■子供に恵まれなければ猫を飼おう

そらくん、りくくん(7歳・オス)は、野良の母猫が民家の納戸で産んだ子猫だった。兄弟は全部で4匹いた。住人に動物愛護センターに連れて行かれたが、黒猫カフェ「ねこびやか」が、そこから引き出したという。

大阪府に住むUさんは、子供の頃から猫を飼っていたので猫が好きだった。また、不妊治療をしていたが、子どもに恵まれなかったら猫を飼うと決めていた。

「もともと実家で黒猫を16年間飼っていたので、次に猫を飼う時も黒猫にすると決めていました。猫カフェねこびやかの人に、『黒猫兄弟がいたらお見合いしたい』とお願いしていました」

2015年6月、猫カフェにお見合いに行くと、他にも黒猫兄弟がいた。しかし、そらくん、りくくんは最初からUさん夫妻の膝の上に乗って落ち着いていた。生後2ヶ月だった。

「とてもしっくりくるというか、それが決め手になって、そらとりくに決めました」

■兄弟猫を迎えて毎日が楽しくなった

7月、生後3ヶ月の時に夫妻は2匹を迎えた。2匹とも全く物おじせず、早速室内を探検して、キャットタワーに登ったり、トイレをしたりした。とてもリラックスしていたそうだ。

りくくんはお尻を上げて犬のマーキングのようにオシッコをするので、いろいろなトイレを使ったが、壁の高いもので対処しているという。

そらくんはマイペースでおっとりしている。ビビリで弟気質。紐やビニール袋を丸めたものが好きで、「遊んで~」と持ってくる。りくくんは人見知りをしない。好奇心旺盛で甘えん坊、兄気質だという。お湯を飲むのが好きで、Uさんがお風呂に入る時、先に浴室で待っている。ドライヤーの風を受けたり掃除機で吸われたりするのが大好きだ。

Uさん夫妻はそらくんとりくくんを迎えて、賑やかな暮らしを楽しんでいる。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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