スシロー「ペロペロ」にドン引きの小2娘「お店の人が持ってきてくれるお寿司のレストランがあればいいのに」母「あるんだよ……すまねぇな」
相次ぎ発覚する飲食店での迷惑行為。10代の少年が回転寿司店の醤油さしをこっそりなめて戻す様子を捉えた動画からは、「寿司テロ」「寿司ペロリスト」なる言葉が登場し、回転寿司ファンが激怒しました。そんな中、Twitterユーザーの星井サキコ:De(@syulan2)さんの娘さんの鋭い指摘がSNSで注目されています。
迷惑行為を撮影した動画を伝えるテレビのニュースを見ていた小学2年の娘さん。かなりのドン引きで、「うわぁ、こんなことしちゃダメでしょ」「X君やY君(クラス一のいたずらな友達)だってこんなことしないよ」と話したそう。その後で、「こういう人がイタズラできないように、お寿司をお店の人が持ってきてくれるお寿司のレストランがあればいいのに」と真理を突くコメント。星井さんが「あるんだよ」と教えてあげると、「!?」といった反応でした。
星井さんがこのやりとりの最後に、「わたし『あるんだよ……すまねぇな……』」と泣き顔絵文字とともに胸中をツイート。続けて「娘よすまねぇな……カーチャンがいつの日か、あなたをお寿司のレストランに連れていってあげるからね……」と投稿すると、15万近いいいねを集める大反響。「これはせつないw」「泣くってこんなん…」「ええ話やん」無垢な娘さんに心動かされる人が続出しました。
また「いきなり飛んできたもらい事故 カーチャン頑張れ」「回ってない寿司屋さんもうちの子ふたりとも未経験だわ」「ぜひぜひ、うちのお寿司のレストランに来てください!お店の人が持ってきてくれます~」と星井さんにエールを送る人も。星井さんに聞きました。
-お嬢さんはやっぱり回転寿司が大好きなのでしょうか
「娘は卵焼き、とびこ、アナゴ、生ハム、ツナマヨ軍艦、海老天、かっぱ巻き、パックのジュースが好きです。足繫く通っていたわけではないのですが、運動会の後や夏休みなどに行っていました。食べること以外にも、数を数えられるようになったらお皿の枚数を数えたり、足し算を教わったらお皿の種類ごとに枚数を足したり。『鬼滅の刃』が好きなので、竈門炭治郎君の声で案内してくれるタッチパネルのお店があったりで、そういった部分も楽しんでいるようです」
-どのお店も子どもが喜ぶような演出がありますよね
「赤ちゃんのころ、娘は離乳食が進まず、茶碗蒸しだけ食べていました。回転寿司のお店に行くと、まず娘に茶碗蒸しを食べさせながら、手が空いたタイミングで大人が好きなお寿司を取れる、という具合に重宝していました」
-お皿が回らないお寿司の店もあると知ってしまったのでしょうか
「『カウンター越しにお寿司屋さんが握ってくださるお店があるんだよ』と教えてみたのですが、ピンと来ていない様子でした。下の子がまだ年少なこともあり、カウンターのお店に連れて行くのはハードルは高いですが、いずれ娘を「回らない」お寿司屋さんに連れて行ける日を楽しみにしています」
-15万近いいいねが集まり、拡散されました
「ほとんどが優しいコメントのようでありがたく思っています。私としては、「回らないお寿司屋さん」というのはカウンターで職人さんが握ってくださるお店のつもりだったのですが、お寿司を出してくれる和食ファミレスのお店や手作りについて教えてくださる方も多かったです。回っても回らなくても、みんなお寿司が大好きなんだなと、お寿司のパワーを感じました(笑)」
なお、小2の娘さんはミニチュア写真の絵本『おすしがふくをかいにきた』(作・田中達也/白泉社)が大好きで、いつも年少の息子さんの2人で「アタシはエビの服がいい!」などと大はしゃぎで読んでいるそうです。
(まいどなニュース・竹内 章)