「じーっ…ちゃんとやっとるかにゃ?」遠くから何やら厳しい視線が!? 箱の中から小学生の宿題を見守る猫さん 「いつでも見てるよ」
「いつでも見てるよ…息子の宿題を遠くから見守るヤマちゃん」と、ワカとヤマさん(@wakaandyama)がTwitterに投稿した写真が話題になっています。
お兄ちゃんの背後からじっと見つめている、みかん箱に乗った猫。何を思っているのでしょうか。ワカとヤマさんにお話を聞きました。
-息子さんは何歳ですか。
「小学校高学年です」
-猫はきょうだい猫だとか。
「猫は2匹いて、写真に写っているのはヤマちゃんです。もう1匹は女の子のワカちゃん。和歌山県出身なので、ワカとヤマになりました。2021年5月生まれなのですが、どちらがお兄ちゃんなのかお姉ちゃんなのか分からず、きょうだい猫と紹介しています」
-ヤマちゃんと息子さんは仲良しなのですね。
「一緒によく遊んでいますし、宿題をしている時は遠くから見守っていることが多いです。でも、ワカの方が母性愛が強いのか、息子の宿題を見守っていたり、本読みをしていると近くで聞いていたりして、そのうちうとうとしています。息子が叱られていると、鳴いて間に入って止めにくるのもワカちゃんです。ヤマちゃんは中学生の娘のことが大好きで、娘が帰ってくると走って玄関まで迎えにいきます」
-保護猫ですか。
「和歌山県動物愛護センターで譲渡してもらいました。私は子どもの頃から動物を飼いたいと思っていたのですが、父が動物が苦手でずっと飼えずにいました。子育てにも手がかからなくなり、やっと念願の猫を飼えることになりました。初めは1匹の予定でしたが、愛護センターで実際に会うと、ワカとヤマのアピールが凄かったんです。初めて会うのに肩に何度も乗ってきたり、足元で遊んだりしました」
-引き離せなくなりますね。
「センターの方も『この子たちはきょうだい猫で毎日一緒に遊んで、一緒に寝ています。できれば2匹一緒にお迎え頂けたら…』と。動物と一緒に過ごしたことがなかったので、いきなり2匹というのは不安で、1週間家族で考え、一緒に我が家にお迎えすることになりました」
-お子さんとはすぐに仲良くなりましたか。
「子供たちはエサや水をあげたり、遊んだり、ちょっと猫の具合が悪そうだと気付くと知らせてくれます。いい距離感でお互い過ごせていると思います。ワカとヤマが来てから笑顔がさらに増えて楽しい毎日になりました」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)