一目惚れしたのは、多頭飼育崩壊した家にいた子猫たち 戯れ合いながら「成長する2匹」を見守る喜び
まつりちゃん(生後5カ月・オス)とラムネちゃん(生後5カ月・メス)は、多頭飼育崩壊した家から保護された。他にも年齢が違う兄妹がいて、保護主が献身的に世話をして里親を募集したという。
神奈川県に住む門脇さんは、2人の娘さんに手がかからなくなり、家族で猫を迎える体制が整ったので、初めて猫を飼ってみることにした。保護猫活動をしている人のインスタグラムをフォローしていたので、2022年7月にまつりちゃんとラムネちゃんが保護されたことを知ったそうだ。
「写真を見て一目惚れしました。すぐに連絡をしてお見合いし、8月に迎えました」
■戯れあいながら成長する兄妹
保護主が2匹を連れてきてくれたが、野良経験のない子猫だったのであまり人見知りをしなかった。
「しばらく保護主さんが一緒にいてくれたので、安心したのだと思います。用意したケージやトイレもすぐに使ってくれました」
ただ、環境の変化に伴うストレスはある程度あったようで、しばらくは便が緩く、動物病院に連れて行くこともあった。慣れるまでは抱っこなども我慢して、猫が自由に過ごせるように心がけました。
まつりちゃんは食いしん坊で、甘えん坊。朝は必ず近寄ってきてスリスリしてくるが、口をニャーっと動かしても、朝イチは声が出ないところが可愛い。ラムネちゃんはクールだが、ママが夜うたた寝をすると、近くに寄ってきて一緒に寝る。
「よく2匹で戯れ合っているのですが、そうして一緒に成長する姿を近くで見られるのが嬉しいです」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)