オンライン授業導入で小学生の新しい日常になった風景が話題 ぬいぐるみの見せ合い…ペットお披露目会になったクラスも
コロナ禍をきっかけに、学校ではオンライン授業の導入が一気に増えました。森山緋紗さん(@MoriyamaHisa)のお子さん(小学生)のクラスでは、オンライン授業で児童たちが開始前にお互いあるものを見せ合っていたそうです。さて、“あるもの”とは…。
「子のクラスが学級閉鎖でタブレットでオンライン授業になった。開始時間までミュートでクラスのみんなとぬいぐるみを見せ合う時間になっててかわいい」(森山緋紗さんのTwitterより)
リプ欄には、
「小一の息子の授業参観時、自宅療養中でオンラインで参加したクラスメイトに、『〇〇ちゃん、大丈夫?元気になった?早く学校来られるようになるといいねー!みんな待ってるよー!』と、口々に声をかけていてほっこりしました」
「うちの子が学級閉鎖でオンライン授業だった時、ペットのハムスターを見せてくれた子がいたそうです。『〇〇ちゃんのハムちゃんが可愛かった』とはしゃいでいました」
「我が子のときも、ペットのお披露目会になってました。イッヌがいるお家はたくさんあったけど、うちはオカメインコもいますので珍しがられました」
など、たくさんのリプライが寄せられ、「いいね」は8.5万件にもなっています。
森山緋紗さんにお話を聞きました。
-何年生ですか。
「小学校低学年です」
-なぜ学級閉鎖に?
「インフルエンザによる学級閉鎖のため、3日間タブレットを用いて朝の会と帰りの会が行われ、事前に配布された課題に各自自宅で取り組みました」
-ぬいぐるみの見せ合い、楽しそうですね。
「女の子に限らず、ポケモンのぬいぐるみを見せている男の子もいました。楽しそうですが、子供たちは『学校に登校して、お友達と遊びたい』と話していました。でも、インフルエンザの時期などはオンライン授業を積極的に取り入れても良いと個人的には思います」
-「帰りの会」とは?
「各自課題に取り組めたかを先生が確認し、答え合わせをした後で明日の課題の説明をしていました。その後先生から『何かみんなに伝えたいことがありますか?』というお話があり、オンライン上で挙手マークを出して、昼食や歯が抜けたこと、保護者と出かけたことなどを子供たちが報告します」
「おもしろいなと思ったのは『帰りの会』は出席が自由なことです。学童などに通うため、『朝の会』だけ出席して、『帰りの会』はお休みという子が何人かいました。そういう子どもにはオンライン上で、明日の課題などの連絡がいくようでした」
-これからもオンライン授業は続きそうですか。
「以前から学校の授業ではタブレットを用いたオンライン授業の練習をしていたようで、子供たちはかなり手慣れているように見受けられました。これからは対面とオンライン、ハイブリッドの時代になっていくのだろうなと思います」
ずっとお友達に会えないわけではなく、いつもと違った一面を見ることもできるオンライン授業。お話ししたことがない子との関係を深めるきっかけになるといいですね。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)