小さすぎる箱にがんばって入ったものの「無理ニャ…」といわんばかりの遠い目をする猫さんの写真がTwitterで話題です。諦念ただよう表情と、箱の上にかろうじてのっているような姿が何ともキュートで、ツイートには海外からも多くのコメントが寄せられています。

　画像を投稿したのは「うに@ねこ休み展」（@unicouniuni3）のアカウント（以下、飼い主さん）。猫さんのお名まえは「うに」くんといいます。うにくんは真ん丸の黄金色の両目と、真っ黒なひげ袋、そしてまるで白靴下を履いてるかのような足もとの真っ白な毛色がチャーミングな２歳になるミヌエットの男の子です。

　小さすぎる箱の上でけなげにお座りする様子に心打たれた世界中の人たちから様々な言語でその可愛さを讃える声が寄せられたほか、イラストを描いてリプライで投稿する人も現れました。

　飼い主さんにうにくんがこの小さな箱に入った時のことを伺ってみました。

■「入りなおしたらいけるかも」！？　何度も小さな箱に出たり入ったりを繰り返したうにくん

－－箱に入るのが好きな猫さんは多いと聞きます。

うにも箱に入るのが大好きです。新しい箱には必ず一度入ってみます。今回の箱は小さかったので入らないだろうと思ってましたが、箱を置いた瞬間に入ってきてビックリしました。入って、お座りしてみて箱の小ささに気づいた感じでした（笑）。

－－諦観が漂っていますね。

習慣で入ってみたものの、お座りくらいしかできない狭さで「これはどうしたものか…」と考えている風でした。「入り直したらいけるかも！」と思ったのか、何回か出たり入ったりを繰り返してて「やっぱり無理」と悟ったみたいでした。

－－小さな箱に頑張って入っている姿が大きく拡散しました。感想はいかがですか？

うにの何とも言えない表情に共感してもらえてとても嬉しかったです！あとは、同じように小さな箱に入ってる猫ちゃんの写真を送って頂いたりして、見てて微笑ましい気持ちになりました。

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　うにくんは現在、そらくん、あおばくん、よるちゃんという猫さんたちと一緒に暮らしています。飼い主さんは別アカウント「４匹の楽しいおうち」（@soraaobauniyoru）でその暮らしぶりを発信中です。

　たくさんの猫さん達と暮らす生活はきっと大変なこともあると思いますが、どんな時に幸せを感じますか？とたずねると以下のような答えが返ってきました。「4匹もいると本当に猫中心の生活になり、自分のことは全部後回しになります。でもそれが幸せです。普段はビビりの猫たちが家だとのんびり気持ち良さそうにしてくれたり、膝の上や布団の上に来てくれたり…ささやかですが、それだけで毎日満たされています」（飼い主さん）。これからもぜひ、猫さん達が仲睦まじく過ごす様子を発信し続けてくださいね。

（まいどなニュース特約・山本 明）