「非通知でもいい…汚したら連絡して」コインランドリー経営者の切実なお願いに「ホント大事」「見ないと危険」
名古屋市内でコインランドリー「あひるウォッシュ」を8店舗経営するこだのすけさんは自身のツイッターに切実なお願いを投稿しました。同時に公開した写真には、口紅らしきもので汚れた乾燥機の内部が写っています。
「コインランドリーの乾燥機とかに口紅とかマジックついたら、ちゃんとオーナーに電話してください。電話したら清掃代を請求されるかもと思う人は使おうと思ったらこうなってたとしらばっくれていいので、連絡して欲しいです。次の人の洗濯物が汚れるよりずっとマシです。お願いします」
投稿を見たユーザーからは「これはホント大事」「使用前に見ないと危険」「乾燥機の中に紙屑散乱していて電話かけたことある」「吸水ポリマーまみれの見たことある」「洗濯前のポケット内の確認はちゃんとやろう」などの反応が寄せられました。
■オーナー「非通知でもいいです。伝えてくれると助かります」
経営者のこだのすけさんによると、乾燥機の汚れは洗濯物にまぎれた口紅やペンなどが原因。「洗濯物のポケットに入っていたり、うっかり紛れ込んでしまったりすることもあります。口紅などのロウのようなものは、乾燥機の再加熱で溶けて衣類につくことがあります。僕も仕事で使う油性ペンを入れっぱなしにしてしまい、妻の勤める会社の制服のシャツに黒い点をつけたことがあります」
機械を汚してしまったことに気付いた場合、利用者はどうすればいいのでしょうか。
「失敗は誰にでもあります。非通知でもいいです。留守電とかに店名、何号機の機械の上段下段など、どういう状態なのかを伝えてくれると本当に助かります」
これまでにも利用者からの連絡で汚れが発覚したことは何度かあったそうで「電話をもらってとても助かっています」。
他にも困る例はあるらしく「よくあるのがビスやクリップ、ライターですね。ライターがバラバラになっていることがよくあります」。
「乾燥機は家事の圧倒的時短になったり、嫌なニオイ菌の繁殖を防いだり、花粉を落としたり、メリットが多いです。みなさんに正しく気持ちよく使ってもらいたいですね。無人店舗は人の悪意が目立ち、嫌になることも多いですが、1%の悪意で残りの99%の人達の便利さを損なわないようにこれからもがんばりたいです。他人にやさしい人が増えたら、よりよい世界になると思っています」(こだのすけさん)
(まいどなニュース・金井 かおる)