「台所で調理していると…」左肩にとりついた白い”妖怪猫”に驚き 「でででっかい!」「ねこねこした霊波動を感じます」
「台所で調理していると ものすごく左肩が重くなるので 夫に撮影してもらいました」
こんなつぶやきとともに、1枚の写真をツイッターに投稿した漫画家のこいずみまりさん(@koizumimari1)。そこに写っていたのは、肩にとりつく白い妖怪猫ちゃんの姿が…これは怪奇現象、それとも心霊写真!? 1万超のいいねがついた話題の写真について、飼い主さんに聞きました。
■「もしかしたら、温熱効果で肩こりが癒やされる可能性も」
妖怪猫ちゃんにとりつかれちゃった写真の女性は、投稿したこいずみまりさん。台所でニンニクを包丁で切っていたところ、突然背後から妖怪猫ちゃんが左肩に乗っかってきたとか。
「ででででっかい!!!」
「ねこねこした霊波動を感じます。」
「後ろの小窓の英文も、何やら意味深に見えてきますね………」
「もしかしたら、温熱効果で肩こりが癒やされる可能性も」
「おっきな子ですねー。登る時爪食い込んで痛くないですか?」
投稿には、驚きのコメントがたくさん寄せられていますが…実はこの妖怪猫ちゃんは、こいずみまりさんの愛猫マロくん。6歳の男の子です。調理中、どうして肩に乗っかってきたのでしょう? こいずみまりさんに聞いてみました。
■肩のり妖怪猫の正体は愛猫だった…どうやって、肩に乗っかってきた?
--肩のり妖怪猫ちゃんこと、マロくん。いったい、どうやって左肩に乗ってきた?
「私の背中にジャンプして駆け上ってきた感じです。なので背中に、ドドッときました…」
--マロくん、肩に乗りながらまりさんがニンニクを切っているところを監視していたようですが。
「肩に乗ると、結構長い時間いるように思います。10分以上いることもあったり。重いです(笑)。ちなみにこの日の献立は、お肉を焼き、小松菜を付け合わせにソテーしました」
--肩に乗っかられながらも無事に調理を終えられたのですね。もしや、マロくんは普段から肩に乗る?
「はい、肩にはよく乗ってきます。でもいつでもどこでもではなくて、台所で調理している時だけなんです。正直、邪魔です(笑)」
--調理中は重いし、お邪魔だし…ちょっと困っちゃいますね(苦笑)。それにしても、マロくんはとってもでかい猫ちゃんですね。
「体重は5キロ台くらいで、雄猫にしては小さいほうです。ツイートの画像はなぜかものすごいデカ猫に見えますが…」
--そんなデカめに見えたマロくん。普段はどんな猫ちゃん?
「マロちゃんは、すごく温和で甘えん坊な性格です。ビビリでお客さんが来たりすると隠れて出てこないタイプ。おもちゃ遊びが好きですが、一度捕まえると離しません。もともとは、出先で拾ってきた猫が妊娠していて、うちで産んだ子猫のうちの1匹なんです。なので、産まれた時から一緒にいます」
◇ ◇
台所に立つと、まりさんの肩によく乗るというマロくん。調理している時も大好きな人と一緒にいたい甘えん坊さんなのかもしれませんね♡
こいずみまりさんは、マロくんをはじめ兄妹のルノちゃん(雌)、キジトラのモカちゃんとラテちゃん(雌・4歳)、鼻に黒ブチがあるコアラ姉妹RちゃんとLちゃん、同じく姉妹のヒクソンちゃん(雌・2歳)、一番古株のもっちゃん (雌・12歳)の8匹の元保護猫ちゃんたちと暮らしています。猫ちゃんたちは「ひどいケンカもなく、仲良しさん」だとか。
また、まりさんが手掛けた主な作品は白泉社「コイズミ学習ブック」、竹書房「家政婦のエツ子さん」「ねこまんが」など。ネット漫画「マロちゃんの足」では、マロくんの出生時のことを描いています。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)