「桜にまつわる日本語」を桜並木をモチーフに表現「こんなにあったんだ」「桜好きにはたまりません」
「桜にまつわる日本語」という文言とともに美しい言葉の数々を紹介した画像のツイートが大きく注目を集めました。
言葉は「桜の姿」「桜の風景」「桜の例え」「桜の季節」の4つにカテゴライズされており、一つ一つの言葉の読み方と意味が記されています。
「桜雲(おううん)」「花嵐(はなあらし)」「桜月(さくらづき)」「桜時(さくらどき)」…華やかな言葉が並ぶさまは、まさに満開の桜を目の当たりにするかのよう。投稿には「こんなにあったんだ」「どれも美しい…!桜好きの私にはたまりません…!勉強になりました!」などの声が寄せられました。
投稿主の「みっけ」(@q_micke)さんはAdobeイラストレーターなどを使用したオリジナルのデザインワークをタイムラインに日々投稿しており、先日も名字のマークをデザインした投稿がTwitterで話題になり「まいどなニュース」でもご紹介しました。
みっけさんに今回の投稿についてお話を聞きました。
■やや落ち着いた桜色で、和風な感じと読みやすさを表現
--なぜ桜にまつわる語をまとめようと思ったのですか。
先日「雪をあらわす日本語」を作成したので、春バージョンを作りたいと思い「桜」をモチーフに作成しました。
--すっきりと分かりやすく、美しい図です。
モチーフは桜並木です。前回「雪をあらわす日本語」を作成したときは雪山モチーフだったので、今回は作品の中でも紹介した「桜雲」をイメージしました。イメージの中の「桜色」よりやや落ち着いた桜色にすることで、和風な感じと読みやすさを表現しました。
--投稿が大きく拡散しました。
「改めて日本語が好きだと思った」というのがとても嬉しかったです!日本語の美しさを実感するひとつの機会になっていれば幸いです。
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自身のデザインワークについて「『分かりやすくて楽しい』をモットーにしています。パッと見のデザインも、よく見て知る意匠や知識も、どちらも楽しんでもらえたらと思い作成しています」と話すみっけさん。現在、ロゴデザインの仕事をDMにて受付中(企業のみ。個人の依頼は不可)とのことで、また自身がデザインした「ふかふかトースト将棋ポーチ」を来月以降カプセルトイとして販売する予定なのだそう。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
(まいどなニュース特約・山本 明)