「電池は不要、乗せるだけ」画期的なカップヌードルタイマー 商品化を熱望する声も続出「公式で出して!」
「電池不要、使い方は乗せるだけ」
カップヌードルを作るための画期的なタイマーが、あるツイッターユーザーによって生み出されました。
発明したのは「からくりの研究や製作」をしているK.$uzuki(@BellTreeNursing)さん。このタイマーはお湯を入れたカップヌードルを所定の位置に置くだけで3分を測ってくれるという優れもの。乗せた後はカップヌードルの自重で動くので電池も操作も必要ないということです。
■どうやって動くの? 投稿者に話を聞いた
「普段から色々なからくり作品を作っているのですが、製作が佳境の時はカップ麺を食べることがあり、その際に製作を思いつきました」と、製作のきっかけを語る$uzukiさん。
普段から緻密なからくり作品を作っている$uzukiさん。今回の作品もいくつものパーツが動いているのが見て取れます。どのように動いているのでしょうか。
「このタイマーはカップヌードルの重さを利用して動きます。錘(おもり)で動く時計を一度は見たことがあると思いますが、基本的には同様の原理で動いています。カップヌードルが下に降り切るまでを3分に設計することでタイマーとして成立させています」($uzukiさん)
タイマーを作るとは、制作には膨大な時間と費用がかかりそうなものですが、意外にも製作期間は1週間。ほとんどのパーツは3Dプリンターで出力したそうで、費用は数百円で完成したといいます。
完成したタイマーをツイッターにアップしたところ、5万いいねを超えるほど注目を集めました。
置くだけですぐ使えるという実用性はもちろん、カップヌードルに合わせて白・赤・金で統一されたカラーリング、懐かしさを感じさせる鐘の音など、ツイッターユーザーの心を掴んだようで、「色合いといいデザインといい…好き」「商品化してほしい」「懐かし感じだけど、とても斬新」「日清さん公式で出して」と商品化を希望する声が続出しました。
その声は$uzukiさんの元にも届いていますが、残念ながら「今のところこのタイマーの販売予定はありません」とのこと。
日清食品さん、商品化はいかがでしょうか。
(まいどなニュース・門倉 早希)