頭から蕎麦かぶって「あちゃ~」…味わい深い“浮世絵ネコ”のアクスタが話題 江戸にゃんこ浮世絵展のグッズ
浮世絵に登場する表情豊かなネコが「アクスタ」にー。太田記念美術館(東京都渋谷区)の企画展「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」で販売されているグッズで、アクリルスタンドが「可愛い」とツイッターで話題になっています。ネコは3種類。頭から蕎麦をかぶってしまい慌てる姿などが「味わい深い良い表情」「グッズのセンスがいい」と好評を博しています。
企画展は4月1日に始まりました。愛猫家絵師として知られる歌川国芳らが描いた浮世絵など江戸時代以降の計約180点(前後期で展示総入れ替え)を展示。ネコの体で文字をかたどったユニークな作品、東海道五十三次に出てくる地名をネコにまつわる駄洒落にしたパロディ絵画など、ネコが古くから日本人に親しまれていたことを感じさせる作品が並びます。
アクスタのうち、ツイッターで1万件近くいいねが付いたのが「蕎麦をかぶったネコ」です。元の浮世絵は明治6(1873)年に歌川国政(四代)が描いた「しん板猫のそばや」。擬人化されたネコでごった返す蕎麦屋を描いた賑やかな作品です。店員のネコに蕎麦の入ったせいろをひっくり返されて慌てるネコ。「あちゃ~」と言っているかのような表情が印象的です。
これ以外に「シャボン玉売りのネコ」「踊る猫又」があります。各600円。購入は美術館受付で。
■ 企画展「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」
【会期】4月1日(土)~5月28日(日)※前期は4月25日(火)まで、後期は同29日から。前後期で全点展示を入れ替えます
【開館時間】午前10時半~午後5時半(入館5時まで)
【休館日】月曜日、4月26~28日(展示替えのため)
【会場・主催】太田記念美術館 東京都渋谷区神宮前1-10-10/JR山手線「原宿」駅(表参道口)より徒歩5分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅(5番出口)より徒歩3分
【入館料】一般1200円、大学・高校生800円、中学生以下無料
【公式Twitter】@ukiyoeota
(まいどなニュース・小森 有喜)