ゲーセンの新たな形は、オンライン!? コロナ禍→SNS新時代に向けたサミーの勝負手
インターネット上にあるゲームセンターを舞台に様々なゲームを楽しみながらコインを増やし、豪華賞品をゲットするオンラインゲームセンタープラットフォーム「GAPOLI(ガポリ)」がこのほどオープンし、話題を呼んでいる。
株式会社サミーネットワークスが展開する「GAPOLI」は、ゲームセンターでおなじみだったSEGAの人気メダル機「100&メダルHYOZAAAN!!」や「ホルカ×トルカ」「ブラックジャック」などの人気カジノゲームをスマホやパソコンで楽しめるもの。その他にも話題の新機種「スマスロ北斗の拳」のミニゲームをはじめ、「吉宗」「P真・北斗無双第4章」といった新旧多数のパチスロ、パチンコ機種がラインナップに加わっている。
■月額800円からのサブスク
基本コースとして月額800円など3つのコースが用意されており、サブスクリプションで好きな時に好きな場所で様々なゲームを目いっぱいプレーできるほか、無料プレーも可能(その都度課金でコインを購入することもできる)だ。
オンラインゲームセンターならではの特長としてオートプレーや掛け持ちプレー、中断後の再プレーもできて、例えばパチンコの「P真・北斗無双第4章」をオートでプレーしながら同時にルーレットで挑戦なんてこともOKだ。
また、プラウザゲームなのでダウンロード不要で手軽に遊べ、スマホのストレージ容量などを気にせずプレイできるのも大きな魅力。その上、ゲームで獲得したコインは家電製品や生活雑貨など多数の商品が揃った併設のECショッピングモール「GAPOLIモール」での買い物に活用したりもできるのだ。
■あの懐かしのアラジン復刻
実際にスマホでプレーしてみると、驚かされるのがゲームセンターやパチンコホールとと変わらない操作性の良さだ。「ぱちんこパチスロ」コーナーで今は惜しまれつつホールから姿を消してしまったパチスロ人気機種「アラジンA」をプレーしてみたところ、レバーを引いた時の効果音やリールの回転する様子、おなじみのドット演出など、まるで目の前に台があるかのような臨場感を堪能でき、パチスロ特有の目押しもクリック一つで難なくできる。
運のいいことに開始から34ゲーム目にして単チェリーからAT(アシストタイム)の「アラジンタイム」に突入。軽快な音楽を聴きながらナビ通りにボタンを押してメダルを増やしていく。途中でオートプレーも試してみたが、かなりスピーディーにゲームを消化できて、わずか1時間ほどで1500枚近いコイン獲得に成功したのである。面白い…。
■パチスロに続いてカジノでも勝利
続いて「カジノ」コーナーに移動してブラックジャックに挑戦。こちらはディーラー相手に一進一退の攻防がしばらく続く中、100ベットで勝負に出たところ、20対18の接戦を勝利してこちらもプラスに…。最後は「バラエティー」コーナーで人気メダル機種「100&メダルHYOZAAAN!!」に初挑戦したが、プレー前やプレー中にボタン一つで説明画面を閲覧できるため、すぐに慣れることができた。
というわけで、この日は約3時間ほどで運良くトータル2000枚のコインをゲットすることに成功。まだまだ遊び足りない!というのが実感だった。
今春に新登場したオンラインゲームセンタープラットフォーム「GAPOLI」。リリースを記念して今月27日までの期間には無料会員登録すると2000コインが、また有料会員登録で4000~220000コインがプレゼントされるお得なキャンペーンも展開されているという。
コロナ禍でゲームセンターの環境は一変した。サミーネットワークスではこの「ガポリ」が新時代の次なる一手になることを願っている。
(まいどなニュース特約・岩崎 正範)