コメント欄のマナー違反を指摘したら→気づいてほしい人ほど勘違い 悩むVTuberの苦言にSNSで共感の声「めっちゃあるある」

ツイッターで、ある動画配信者の投稿に3.4万いいねがつくほど共感を集めています。投稿者は、YouTubeでゲーム配信や動画投稿をおこない、4万人以上のチャンネル登録者数を誇るロロイト(@RoroVtuber)さんです。

ロロイトさんが投稿したのは、コメント欄でのマナーについて。コメント欄は配信者と視聴者をつなぐ大切な場所という大前提はありつつも、配信にまったく関係のないコメントを連投したりと、一部視聴者のマナーは目に余るものがあるといいます。

実際にロロイトさんは配信のなかで、コメント欄についてマナーを守ってほしいと呼びかけるも、なかなか該当のコメントを繰り返す本人には意図が伝わらず、マナーを守ってくれている視聴者がコメントを控える事態に。

その経緯を記した投稿には、3.4万のいいねがついたほか、「最近ほんとに悩んでるところです」「ほんとそれですね」「めっちゃあるある」と同じく配信活動をしている人から共感の声があがりました。

ロロイトさんに話を伺ったところ、今回の投稿は自身の実体験に基づいたもの。今から2年ほど前、登録者数が500人ほどのときの話です。

当時を振り返り、「当時は同接(編集部注:同時接続者数)も少なかったので、そのまま放置せざるを得ませんでした。同接がたった1人減るだけでも死活問題だったからです」(ロロイトさん)。

しかし、配慮して全体に向けて発信すると伝わってほしい人に伝わらず、逆にマナーを守ってくれる視聴者を減らすことにも繋がりかねません。ロロイトさんはほかの配信者への助言として、あまりに目に余る場合は名前を挙げて伝えるのも手だとツイッターに記します。

では配信者を応援するうえで、視聴者が守るべきことは? ロロイトさんは「それぞれの配信にそれぞれのルールがあります」とし、各配信者が自身の配信でのルールを記すことの多い「概要欄」を読み、ルールを守ったうえで配信を楽しむことを勧めました。

投稿には、「全員が『私のことかも』って思えるといいんですけどね…」「ちょっとこれからはいつも以上にコメントには気をつけるかぁ」と視聴者側からの声もあがっています。応援したい、好きだから視聴やコメントをしているはずなのに、逆に相手を困らせてしまっているかもしれない-。今回の投稿をきっかけに、立ち止まり、今一度考えるきっかけとなった視聴者も多いようです。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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