新1年生の献立表が「まるで給食界のアベンジャーズ」!? 子どもたちが歓喜するそのメニューとは

4月を迎え、多くの人が新しい学校や職場での生活を迎えているこの頃。Twitter上では小学校の新1年生に寄せた給食献立表が大きな注目を集めている。

「友達の小学校の4月の給食献立、ドキドキで入学してくる新1年生にも学校を早く好きになってもらおうとしてるのか、最初の1週間だけ給食界のアベンジャーズみたいな並びで面白かったです(2週目からは普通にタケノコご飯とかだった)」と友人の子供が通う小学校の給食献立表を紹介したのはTwitterユーザーのジェット・リョーさん(@ikazombie)。

スパゲティミートソース、ホットドッグ、カレーライス、チャーハン…定番の食べやすく人気の高い顔ぶれはまさに給食界のアベンジャーズ。給食献立表からあふれだす子供たちへの愛情と配慮に、Twitterユーザーたちからは

「前に勤めていた学校でも、盛りやすさと人気を兼ね備えたメニューが1週目に並んでいました 献立表をみた2年生が『1年生が嬉しいメニューだねえ ぼくたちも嬉しいしみんなハッピー』と笑顔で教えてくれたことを思い出しました」

「栄養士です!慣れない初めの4月は、家庭でも食べ慣れてるメニューを出すように心がけてます。給食界のアベンジャーズ…本当にその通りですね笑 ちなみにマセドアンサラダは、ポテトサラダの角切りver.のようなものです」

「もちろん美味しい楽しい給食だよ!ってのが1番ではあるんですが、現実を申しますと、慣れない給食の配膳でドレッシングやデザートなどの数えものがあると配膳だけで30分以上とドチャクソ時間がかかるため、配膳がしやすい料理構成になっています。(給食時間は通常配膳込みで最低40分確保されています)」

など数々のコメントが寄せられている。

■投稿者さんに聞いた

リョーさんに話を聞いた。

ーーこの献立表をご覧になったご感想をお聞かせください。

リョー:子供のために工夫しているさまが微笑ましいなというのと、給食の当たり外れに一喜一憂していた自分の子供時代を思い出してなつかしい気持ちになりました。

私の子供が通う学校も、ここまで分かりやすくはないですが4月前半は“お子様向けメニュー”になっていたので、けっこう色んな学校がこうしているのかもしれません。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

リョー:特に気になった反響は大別して以下の2つでしょうか。私の自治体では1年生は始業式のあと1週間(または2週間)ぐらい給食がない」というものです。どこの小学校も始業式のあと3日ぐらいで給食が始まるものだと思っていたので、自治体ごとの違いに驚きました。親として、2週間も給食なしでお昼前に子供が帰ってくるのはかなりキツいなと。もう1つは「自分が子供の頃は給食の品数がもっと多かった気がする」というものです。たしかに自分の記憶に照らしても、うろ覚えですがあと1、2品あったような気もします。長期的な不景気の影響が子供のご飯にも影響を及ぼしていると思うとちょっと切ないですね。

◇ ◇

読者のみなさんが関わってきた小学校の給食事情はいかがだっただろうか。さまざまな感想、意見の出た今回の話題だったが、ともかく子供たちが美味しく栄養ある給食を食べ、健やかに育ってくれるよう願いたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス