「キャベツの妖精」「ロールキャベツイヌ」「柏餅か？」

犬の身体を覆う巨大なキャベツの葉、そして巻かれても全く動じていない犬。飼い主であるInuさんがツイッターにアップした写真に5.1万いいねがつくほど注目が集まっています。キャベツの葉を巻かれているのは、14歳・メスのワンちゃんであるシロップちゃんです。

Inuさん曰く、写真は「アチアチ散歩終わりに、デカデカキャベツの葉っぱでヒヤヒヤにされる犬」だそうで、キャベツに含まれているといわれる解熱効果を狙ってのことだったといいます。

なんでも、シロップちゃんは数年前に地元の街から飼い主さんと一緒に上京し、いまやすっかり「あたし、都会の室内犬やけんという顔」をしているそうです。さすが気品あふれるワンちゃんゆえ、キャベツを巻かれたくらいでは動じません。飼い主のInuさんにお話を聞きました。

■飼い主「無。という顔をしていました」

ーーこの大きなキャベツはどこで？ 巻いたのはInuさんが？

「キャベツはメルカリで購入しました。新鮮でデカい野菜を食べれば食べるほど健康になった気がすると思い込んでいるため、野菜はいつもメルカリで農家さんから購入させていただいているためです。今回は何が入っているかなぁと思いワクワクで開けたら、ダンボールの1/3を占めていたのがあのデカデカキャベツでした。キャベツを巻いたのは私です」

ーーキャベツで冷却はいつもしている？

「今回が初めての試みでした。シロップは年に数回『今から散歩に連れて行け、今だ、NOW！』という主張をしてくるのですが、その主張に従ってお昼休みに散歩しに行ったところ非常に暑くてお互いヘトヘトになってしまいました。

その日ちょうどお野菜が届いて冷蔵庫へ入れる作業が発生したことで『暑そうだからキャベツで冷やしてあげよう！おばあちゃんの知恵や！』という軽いノリでやってみました。シロップは年に数回の『散歩NOW主張』以外は仏像のようにジッとしているため、キャベツを乗せた時もジッとしていました。気持ち良くも悪くもない、無。という顔をしていました」

◇　◇

大反響を呼んだことについて、飼い主さんがシロップちゃんにインタビューしてくれました。

シロップ「スーパーラブリーキューティーハニーオーサムガールこと、シロップが反響呼んどるみたいやね。キャベツ巻かれた褒美に今夜は美味しかご飯とおやつを期待しとるよ」

さすがはシティガール・シロップちゃん。コメントも自信で満ち溢れています。

（まいどなニュース・門倉 早希）