女性の生理にまつわることは、なんとなく異性に言いにくかったり、照れくさいと思ったりしますか？ しかし、近年の性教育の成果なのか、理解を示す男性も増えてきているようです。だしまき（27）さん（@tamagowadashi）は、こんな思いがけない体験をしました。

「彼氏のお家のトイレにはゴミ箱がない。お泊まりした時に困るナプキンの処理問題。前まで恥ずかしいから色付きのゴミ袋を持参していたんだけど、忘れてしまったことがあって、彼氏に色付きのゴミ袋ないか聞いたら案の定ないと。まあそうだよな～いらんもんな～と思ってたんだけども」（続）

「今日彼氏のお家に行ったら、色付きのゴミ袋があって！！！『これなんで！？』って聞いたら、『いや、この前ゴミ袋ないかって聞いてたから、そういえば必要やよな～と思って買ってきた』と……恥ずかしがる必要もなかった（笑）彼氏ありがてぇ～～～」

「買ってきて」と言われたわけでもないのに、色付きのゴミ袋を用意しておいてくれた彼氏。

リプ欄には、

「ウチの旦那、ドラッグストアで私が生理用品を買う時についてきて、『俺に買ってきてって言われた時に、困らないように覚えておく』って…世の中の男性に理解が広まれば良いですね」

「先日久しぶりに夫に生理用品買いに行ってもらったら、『これで合ってる？』と写真を送ってきた。『生理用品コーナーで写真撮ってるおっさんやべぇ』と返信しました」

「私も毎回ゴミ袋に入れて持ち帰ったり、トイレの端に袋置いたりしていました。すると、ある日、黒のサニタリーボックスが私のために設置されていて、この人となら結婚したい！って思ったのが、今の旦那さんです」

などの体験談がいくつも寄せられています。

だしまき（27）さんにお話を聞きました。

ーー今までは色付きのゴミ袋をトイレに置いておいたのですか。

「はい、黒いビニール袋を置いていました。彼に『これ何ー？』と言われ、『ナプキン入れてる、帰るまで置いといていい？』と聞くと、『黒いからゴキブリかと思ってびっくりした！！（彼氏は大の虫嫌いです）全然置いといていいよ～』と言われました」

ーー忘れた日はどうしましたか。

「とりあえずティッシュで包んで、コンビニの袋を彼からもらって捨てました」

ーー察しがいい人なのですか。

「付き合いたての頃は察してくれることがあまりなかったので、喧嘩ばかりしていました。でも、言わないと分からないので、いいことも悪いことも、やって欲しいこともやって欲しくないことも極力伝えるようにしました。すると、段々して欲しいことをしてくれるようになりました」

ーー気遣いは嬉しかった？

「もちろん嬉しいと思いました。そこまで考えてくれている、私がいない時もふと思い出してくれているんだなと思いました」

ーー他にも素敵な男性だなと思うことはありますか。

「もちろんこれだけではありません。他のことでも私のことを考えてくれているという実感があると、ずっと一緒にいられるだろうなと思います」

ーー男性の生理に関する理解が深まればいいと思いますか。

「そうですね。でも、伝えないと分からないので、伝えることも大事だと思います」

想像力だけではなかなか互いの思いを満たすことは難しいかもしれません。だしまき（27）さんのように、日頃からいろんなことを話しておくと、互いの理解が深まるでしょうね。

（まいどなニュース特約・渡辺 陽）