取引先から「いい歳して軽四に乗ってるんですかw」とダイハツの軽乗用車を馬鹿にされた人の投稿が話題です。ダイハツのムーヴ・キャンバスをあざ笑われたアイアン渡辺（@watanabekou）さんは「そいつは俺の黄色の存在をまだ知らない」とツイートし、ムーヴ・キャンバスと並ぶイタリア車ランチアのスポーツカー「ストラトス」の写真を投稿しました。

「ギャップが凄い」「能ある鷹は爪を隠す」「反則級にかっこいい」と話題になった投稿について、アイアン渡辺さんに聞きました。

■少年時代から憧れた車をバカにされて

アイアン渡辺さんは10歳の時、ランチア・ストラトスに一目惚れし、27年後にストラトスをマイカーにする夢を叶えました。憧れのスーパーカーを自らの手でレストアし、大事に乗ってきました。

ーーストラトスを購入したのはいつごろですか。

「購入したのは20年前くらいです。年式は1996年(国内登録)、英国製のレプリカになります。お気に入りのポイントは、他の車と被らないデザインです」

アイアン渡辺さんは卸売の営業をしており、ダイハツのムーヴキャンバスは通勤用に使っていました。取引先が来店した際、「いい歳して軽四に乗ってるんですかw」と言われたといいます。

「いきなり失礼な事を言われて少し腹が立ったのと、こんな事を言う人が居るのかと驚きました。相手は30代で、私は50代です」

ーー今後、取引先にストラトスを見せる予定はありますか。

「見せるつもりはありません」

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アイアン渡辺さんの取材応答は簡潔でしたが、取引先の失礼な発言に対する青白い炎が見えたように感じました。

なお、通勤車のダイハツ・ムーヴキャンバスには、フォルクスワーゲンのエンブレムを付けています。「明らかにワーゲンバスを意識したデザインなので付けました。対向車が不思議そうに見てるのが面白いです」とのこと。スーパーカーでも軽乗用車でも、遊び心を持って手を入れる。アイアン渡辺さんの愛車精神が伝わってきました。

（まいどなニュース・伊藤 大介）