目の前が真っ暗に…銭湯で意識を失った女性、居合わせたマダムたちの行動に感動「お礼をきちんと伝えたいです」

インスタグラムにエッセイ漫画などを投稿するのなか海(@_uminonaka_)さんのマンガがインスタグラムで注目を集めています。

アップされたのは「銭湯で死にかけた」というのなかさんの実体験をもとにしたマンガ。ある日、友人と一緒に銭湯に訪れたのなかさんは、かなり長い時間湯船に浸かっていました。あがろうと立ち上がると、胸がムカムカして吐き気のような気持ち悪さが襲ってきます。次の瞬間、目を開けているのに視界が真っ暗になり、意識を失ってしまいました。

そして、次にのなかさんが目を覚ました時には、なんとその場に居合わせた数人のマダムたちが裸のままのなかさんを運んでいる最中。マダムたちは意識朦朧としているのなかさん介抱し、やさしい言葉をかけてくれました。その後、銭湯のスタッフが到着するとマダムたちは颯爽と去っていったといいます。

のなかさんにお話を聞いたところ、倒れた前日は仕事で忙しく夜通し仕事をしており、睡眠時間がほとんど確保できず。水分補給も十分にできていなかったといいます。そして銭湯では長湯をしていたことに加え、いきなり立ち上がったこともあってか目の前が真っ暗になり倒れてしまいました。

そこに現れたのが偶然居合わせたマダムたち。彼女らは服も着ずにテキパキと緊急事態に対応してくれたうえ、まるで我が子を介抱するように「若い子は身体を大事にしなきゃよ」とのなかさんの身体を労る言葉もかけてくれたそう。

マダムやのなかさんの友人、銭湯のスタッフの対応もあり、のなかさんは幸い怪我や体調不良は残っていないといいます。のなかさんはその体験を漫画化し、学びとして「水は飲め・睡眠は取れ・いざというときはマダムたちのようにテキパキ動け!」と教訓を書き添えました。

マダムたちには十分なお礼を伝えられなかったそうで、「横になった状態のまま、意識が朦朧としてるなかで『ありがとうございます…』しか伝えられませんでした」とのなかさん。さらに、もしマダムたちに声をかけられるとしたら言葉をかけられるとしたら「あの時は本当にお世話になりましたときちんと伝えたいです」と語りました。

◇ ◇

のなかさんの投稿には、「私も銭湯行ってのぼせて倒れた時マダム達が助けてくれた、あのマダム達は一生忘れない」「銭湯にいるマダム達は本当にいい人ばかりなんですよ…!私もそうなりたいと銭湯通いしてます笑」「このシチュエーション、まんま経験しました」と、共感のコメントが相次いでいます。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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