GW暇すぎて…社会人が作った「数学の教科書の表紙」がリアル! AIに200回ほど注文、エヴァの使徒に似た形も登場

ゴールデンウィークが暇すぎて-。そんな文言とともに、ツイッターに投稿された写真が話題になっている。一見すると、「数学I」と書かれた教科書。でも実はこれ、AIを使って「数学の教科書の表紙っぽい画像」をどれだけ出せるかで遊んでいて、完成したものという。試している最中には、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の使徒に似た図形も登場したとか。どんな風に作ったの? 作り方を聞きました。

製作したのは、メディア関連企業に勤める男性(23)で、ツイッター名なるみさん(@nal_333)。タバコのケースの形をした「じゃがりこ入れ」や、練乳のケースを模した「ハンドクリーム」など、独自の発想で考えた作品を投稿している。

■幾何学、立体物、シンプル、青で…

「AIの作るが画像の奇抜さを見て、数学の教科書の表紙に載りそうな謎な図形に似ているなと思った」となるみさん。5月3日から作り始めたという。画像出力に作ったのはLINE公式アカウントの「お絵描きばりぐっどくん」。文字を打ち込むと、自動的に言葉に沿った絵を数秒で描いてくれる。

最初は「謎の図形」と打ち込み、単語一つで注文していた。だが、不気味な物体しか出てこなかったため、「図形、青、シンプル、立体」のような形で、単語を増やして注文すると、精度が上がってくるように。「幾何学 立体物 シンプル 青を入れた際には、見たことある物体が…! エヴァンゲリオンの使徒で、正八面体の形をした「ラミエル」。きれいに刻まれており、なるみさんは「ラミエルの刺身が提供されたこともあります」と淡々と説明する。

200回ほど試し、「立体」「青」の単語を入れると、よく分からないけど“きれい感”が出てきた。最後は画像に、AIをもじった「英愛出版」のほか、「数学I」や「高等学校数学科用」などを配置し、ブックカバーに。本棚に飾っているという。ちなみに、なるみさんのツイートを見てAIを試した人も多くおり、「歴史の教科書に載ってそうなものが出てきた」「ミルクレープみたいなのが出てきた」など各々が楽しんでいるようだ。

(まいどなニュース・山脇 未菜美)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス