まるでジャイアン!?「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」…臆病なのに、身内には態度がでかい猫 でも、そこが可愛い

小豆ちゃん(2歳・メス)は、ブリーダーの崩壊で保護された母猫が産んだ子猫だった。

大阪府に住む寺田さんは、会社の先輩が猫を飼っていて、「寺田さんにも猫を飼う幸せを経験して欲しい」と言っていたので、猫を飼おうと思っていた。そこで、三重県で個人でボランティア活動をしている人から2021年8月に大福くんを、同年11月に小豆ちゃんを譲渡してもらった。どちらも大阪から三重県まで引き取りに行った。

寺田さんによれば、小豆ちゃんは最初はとても警戒心が強く、怖がりな性格だった。

「時間をかけて丁寧に接するようにしたら、夜中には急に懐いて甘えてくれました。びっくりするくらいベタベタ甘えてくれて、とても嬉しかったのを覚えています」

小豆ちゃんは音や動きにも敏感で、掃除機やドライヤーの音などに震えてしまうほど臆病な性格でだった。しかし、少しずつ慣れてきて、以前よりも落ち着いているという。

■のび太くんとジャイアン

小豆ちゃんの性格については、寺田さんが占いに行った時にも話題になった。小豆ちゃんと先住の大福くんの関係が、「ドラえもんの、のび太とジャイアンのようだ。ジャイアンのように、お前のものは俺のもの、俺のものは俺のものという感じが滲み出ていたようです」。もちろん、小豆ちゃんがジャイアンだ。

「普段は喧嘩をすることもありますが、実はお互いを大切に思っているということが伝わってくることもありました」

小豆ちゃんは臆病ながらも身内には態度がでかく、甘えん坊。寺田さんはそこがとても可愛いと思っている。

「小豆との日々を大切に過ごしています。これからも一緒に幸せな時間を過ごしたいと思っています」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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