ストイコビッチ伝説の「雨中ドリブル」がべストシーン賞に! Jリーグ30周年で受賞「何回見ても凄い」「革靴ゴールも好き」と反響
Jリーグの開幕30周年記念イベントが15日に都内で開催され「J30ベストアウォーズ」各賞が発表された。「ベストシーン」は1994年、大雨の中で名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ選手が披露した巧みなリフティングドリブルが受賞。SNSでは「当時衝撃だった」「今見ても本当にすごい」と懐かしむ人が目立った。
94年9月17日のJ1名古屋グランパス-ジェフユナイテッド市原戦。大雨でグラウンドがぬかるみ、ボールをパスすることすら難しい状況で伝説のシーンは生まれた。市原のコーナーキックから、名古屋DFがクリアしたボールにMFストイコビッチが反応。ドリブルではボールが進まないと瞬時に判断し、リフティングドリブルでボールを運んでいった。ゴールには繋がらなかったものの25メートルほどボールを浮かせて運ぶ姿が衝撃を与えた。
またストイコビッチといえば、名古屋で監督を務めた2009年、横浜F・マリノス戦での「革靴ゴール」も印象的。相手が蹴り出したボールがベンチ前にいたストイコビッチの前に転がり、革靴のままこれをダイレクトで蹴り返すとボールは大きな弧を描いて横浜FMのゴールに。主審への侮辱行為とみなされてまさかの退場処分となったものの“神業”に観客は大歓声を送り、世界中のサッカーファンに知れ渡るシーンとなった。SNSでは「革靴の方かと思ってたw」という人もいた。