フクロウが「羽根をプレゼント」実は”プロポーズ”!? 「愛されている」証…羽根を受け取った飼い主に聞いた
「羽(羽根)をプレゼントしてもらいました」とつぶやき、愛鳥の動画をツイッターに投稿した飼い主のげんさん(@Gen3Act03)。そこに映っていたのは、飼い主さんに羽根を渡すフクロウさんの姿が…もしかすると、これってプロポーズ? 再生回数360万回超えた話題の動画について、飼い主さんに聞きました。
■「羽根をわたすってことはー!!プロポーズだぁ」
動画のフクロウさんは、ベンガルワシミミズクのガルーくん。7歳の男の子です。飼い主さんによると、ガルーくんから不意に羽根を渡されたとか。そんなガルーくんの羽根を渡す姿にキュンキュンする人たちが続出中…。
「愛されてますね」
「確かフクロウが羽根を贈るのは好きな相手に対してする行為ではなかったでしょうか?」
「あー!!羽をわたすってことはー!!プロポーズだぁ」
「わぁお!!相思相愛ですね」
「羽を渡して去っていく姿も可愛い」
「プロポーズでしたっけ? お返事は…」
さらにフクロウさんが羽根を渡す行為は「求愛行動」といわれており、飼い主さんに”プロポーズ”したとのコメントも相次いでいます。ガルーくんの気持ちは伝わった? 羽根を受け取った飼い主のげんさんに聞いてみました。
■羽根をくわえながら飼い主をじっと見つめていたフクロウさん ”プロポーズ”はうまくいった?
--ガルーくんから羽根をプレゼントされたげんさん。何をしていた?
「リビングにいました。くつろいでいると、視線を感じて…視線の先に目をやると、ガルーが羽根をくわえてじっとこっちを見つめていました(笑)」
--げんさんを見つめながら羽根を渡したと。ガルーくんからの求愛アピール、”プロポーズ”だと聞きましたが…ご感想は。
「もちろん、うれしいです!」
--というと、ガルーくんの”気持ち”を受け取ったわけですね。羽根を渡した後、少し恥ずかしそうに去って行きましたね。
「はい。ガルーは一仕事終えた顔をして、満足したように去って行きました…」
--羽根以外にもガルーくんから渡されたものがあるとか。
「ガルーは羽だけでなく、ご飯として与えた肉もプレゼントしてこようとします。あるとき、マウス(ネズミ)を丸々くわえて私の肩に飛び乗ってきたときは、さすがに小さな悲鳴をあげました! もちろん、受け取りましたが…(笑)」
--ネズミまで渡されて、愛されていますね。ところで、受け取った羽根はどうした?
「大切に残しています!」
--そんな健気なガルーくん。普段はどんなフクロウさん?
「私が仕事から帰ってくると、キュッキュッとうれしそうに鳴いています。また部屋に入ると一目散に私の頭に乗ったり。ただ、私以外の人には威嚇したり、飛び掛かったりするなど、猛禽類らしい一面を見せることがありますね」
--ガルーくんとは雛の頃から一緒に過ごしたフクロウさんとのこと。ふたりのご関係は。
「そうです。お互いに信頼できるパートナー…と言いたいですが、ガルーにしてみれば『ご飯をくれるいい人』くらいに思ってるのかもしれません(笑)」
◇ ◇
げんさんによると、もともと犬や猫の飼育を考えていたそうですが、家族がアレルギーのためペットを諦めていたとのこと。あるとき、家族でフクロウカフェに遊びに行った際、フクロウの魅力にひかれたとか。またアレルギーもないことから、ペットとしてフクロウの飼育を考えるようになったそうです。
そこでお迎えしたのがガルーくん。実際に暮らしてみると「日々の体調管理やご飯の準備、掃除など、たくさんの苦労がありますが、それらが不満に思わないくらい、ガルーと一緒に暮らせる喜びの方が大きいです」という、げんさん。「ただ家族旅行に行く回数がぐっと減ってしまったので、そこは家族に申し訳ないなと思うことも…フクロウに限らずペット全般に言えることですが、新しい家族を迎えるのは家族の理解とサポートが必須ですね。これからもガルーとの生活を楽しんでいきたいと思っています!」と話してくれました。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)