屋根でさびしく鳴いていた子猫 「うちに来るかい?」と声をかけたらスルッと家へ…甘えん坊全開キャラに

■屋根の上で鳴いていた子猫

コルネちゃん(2歳・オス)は、愛知県在住の野中さん宅の裏庭の物置小屋に現れた。母猫とキジトラとキジ白の3匹の子猫が一緒にいて、子猫たちはみんなそっくりだった。やがて子猫たちは親離れしたようで、姿を見せなくなった。10月に急に寒くなった夜、野中さんが仕事から帰ると、屋根の上で寂しそうに鳴いているコルネちゃんがいたという。

野中さんが「ママや兄弟、どうしたの?おいで!うちに来るかい?」と声をかけると、コルネちゃんは屋根からにゃ~っと降りてきて、野中さんの元に駆け寄った。生後4ヶ月くらいになっていた。

「抱っこするとゴロゴロと喉を鳴らして甘えました。簡易式のケージに入れると、怖がることなく眠りました。寂しかったのか、寒かったのか。コルネは安心したようでした」

■甘えん坊だからコルネちゃん

コルネちゃんは甘え上手。野中さんの母性をくすぐったので、里親探しをせずに家族の一員になった。名前の由来は、甘えん坊なので、甘いお菓子かパンを連想して、クルクル巻いたパイ生地の中にカスタードクリームを詰めた『コルネ』にしたという。

コルネちゃんは食いしん坊で、他の子の食事まで食べてしまった。そのため、1歳になるまでお腹を壊して下痢して、病院に通うこともあった。現在は食べる量を制限し、お腹を壊すこともなくなったそうだ。

「愛らしい表情をするので、コルネの写真を写真展の大看板やフライヤーに載せてもらうこともありました。我が家一番の甘えん坊です」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス