「ふふ…狸寝入りとも知らずに」赤ちゃん寝かせれば漫画の1コマに変身!? 親心くすぐるセリフ続々、お昼寝ブランケットが話題
ブランケットの上に赤ちゃんを寝かせたら、漫画の1コマに変身!? 「ふふ…狸寝入りとも知らずにまた写真を撮っておるのか」。そんなセリフが右側にあるかと思えば、左側には「全く相変わらずの親バカよのう…♡」と親心を見透かしたような言葉が書かれている。赤ちゃんを真ん中に寝かせて上から写真を撮れば、まさに漫画の主人公。ツイッター上では「何これ、欲しかった」「出産祝いで送りたい」「尊いの暴走」などの声が上がっている。
製作したのは、ekōD Works(エコードワークス)の福澤貴之さん。「ユーモラスな切り口で遊び心のある愉快な無用品を発明し続ける」をテーマに、創作活動を行っている。ブランケットを考案したのは2020年夏。SNSなどで赤ちゃんの寝姿を撮影して投稿する「お昼寝アート」や「寝相アート」を見て着想を得て、漫画とブランケットを組み合わせるアイデアを思い付いたという。
■何歳くらいまで使える?の答えは…
文言や表現でこだわった部分を尋ねると、「ブランケットを使う両親の心理のほか、SNSなどを介して画像を見ることになる受け手側の感じ方も意識しつつ、ユーモアを交えた表現にこだわりました」と福澤さん。ブランケットは3種類を用意した。
「今はこうしてスヤスヤとお昼寝に勤しむ私だが」から始まるセリフには、「実はこの後とんでもないことをしでかすつもりだ」と続け、急に泣いたりぐずついたりする赤ちゃんの自由奔放さを演出。「両親の愛情を一身に受け遂に私は産声を上げた」には「世界を変える第一歩の始まりである」と続け、漫画の主人公の雰囲気を醸し出させた。
ブランケットの大きさは縦70センチ、横100センチ。赤ちゃんの身長が60センチ前後であれば全身がブランケットにすっぽり収まる大きさという。では、何歳くらいまで使えそうなのだろうか-。そう質問すると、こんな返答があった。
「月齢と身長の関係には個人差が大きいかと思いますので、具体的に何カ月までと申し上げにくいのですが…。全身がブランケット内に収まらなければならないという決まりもありません。上半身がフレームに収まればバストアップの構図もできますし、極論は大人でも利用可能です(笑)」
1枚4400円。購入はエコードワークスのホームページから
(まいどなニュース・山脇 未菜美)