「昭和すぎる」新発売の扇風機が話題「ネット掛けたくなる」の声も…メーカーに聞く狙い、ボタンや包装箱にこだわり

小泉成器(大阪市)が今月発売した小型扇風機が、昭和レトロを感じさせるとSNSで話題になっています。シルバーのフレームに青い羽根、風量やタイマーを調節するボタン部分のデザインなど懐かしさ満載。同社を取材しました。

扇風機KLF-2035/Aは高さ約40センチ。足元や机周りに置けるサイズです。小型の扇風機のニーズの増加に加え、昨今の「レトロブーム」を捉えた同社。今から30年以上前に前身の会社が販売していた商品をリバイバルしました。

カチッと音が鳴る大きめのボタン、つまみ式のアナログな切タイマーなど細部までこだわったそうです。個装の箱も復刻しました。「デザインはレトロ仕様ですが機能は今どきです!」と担当者。3段階の風量調節や自動首振り機能もついています。

ツイッターでは3月、発売に先立って商品ページを見た人が「コイズミの今年の新製品やべえ」と投稿し、約2万6千いいねの大反響。「わあ、懐かしいモデル」「これにつけるネットないかな」「買うしかない!」と懐かしむ声が多くありました。

(まいどなニュース・小森 有喜)

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