みんなの視界に入っているのに誰もが気に留めない 東京・池袋の風景に溶け込む塔がSFみが深い、その正体は?
東京・池袋の街並みに溶け込んだ"SF要素ある塔"がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは平田朋義さんによる「この塔、誰もが目にしてるのにそれが何なのか誰も気にしていないというSF要素ある塔だよな。」という画像投稿。
画像には池袋駅北口の街並みと、その彼方に白い塔状の建物が写っている。調べたところ、この塔は池袋二丁目にある豊島清掃工場の煙突のようだが、それを知っている人は驚くほど少ないようだ。
平田さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「地元過ぎて、新しい視点wそうかもですね。そもそもこのごみ処理場の前が、長い間通勤の道路だったし、今でもかなりの頻度で通るので普通になっちゃった。このアングルで伯爵の看板いれたのがフィンプレーです。池袋らしい喫茶店です。」
「白い巨塔!見るたびに入学時の情熱と野心を思い出してました!」
「シンカイマコ塔と呼んでるぴょん」
「むかしプール(冬はスケートリンク)があった場所ですな」
「居酒屋大都会、珈琲伯爵も気になる。」
などさまざまな声が寄せられている。
■投稿者さんに聞いた
平田さんに話を聞いた。
ーー平田さんはこれまでこの塔についてどのように認識されていましたでしょうか
平田:おそらく何らかの施設、工場とか排気とかの設備と思っておりました。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
平田:投稿の反響を受けて、他にも都内に同様の塔が存在することを知りました。私はこれまで、それらの塔が同一のものと思っていたのですが、実際には複数の塔が存在することに驚きました。
また目立たせないという機能美を持ったデザインであることに感心しました。余熱を利用したスポーツ施設が隣地元の住民に愛されている施設であることも知りました。
◇ ◇
読者のみなさんの身近にもこういった建物はないだろうか?普段、行き来している街の中にも、よくよく身を凝らせば新しい発見があるかもしれない。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)