港で猫風邪をひいた野良猫と遊んでいたら…車に乗ってきてお腹の上でスヤスヤ寝ちゃった!?「うちの子になる?」
■人懐っこい野良猫
小町ちゃん(1歳8ヶ月・メス)は、島根県在住の菖蒲さんが2020年10月に出会った野良猫だ。菖蒲さんは、港でよく猫の写真を撮ったり、猫とおもちゃで遊んだりしていた。2021年1月、小町ちゃんが猫風邪をひいていた。何日かはそのまま帰宅したが、小町ちゃんと遊んでいたら車に乗ってきて、とても甘えてお腹の上で寝てしまった。
「結膜が腫れていて、このまま置いておくと死んでしまうんじゃないかと思いました。何より、懐いてくれたことが嬉しくて保護して病院に連れて行きました」
実は、菖蒲さんは蓮くんという猫を飼っていたが、脱走して半年ほど行方不明になっていた。そのこともあり新しい子を迎えるのは躊躇していたが、その日、小町ちゃんがあまりにも甘えてくるので踏ん切りがついたという。
■脱走していた猫が帰ってきた
小町ちゃんはとても甘えん坊。菖蒲さんが帰宅すると車の音で分かるらしく、玄関のドアを開ける前からずっと「ニャーーーーー」っと鳴いている。毎日、玄関で10分間くらいスリスリが止まらない。
小町ちゃんの名前の由来は、可愛い顔をしていたので、そのまま美ニャンに育ってほしいと思い、世界三大美女の小野小町から名前をもらったそうだ。
そして、なんと小町ちゃんを保護した翌日に蓮くんが帰ってきた。
「どこかで見ていて、新しい子がやってきたから自分の居場所がなくなると思って慌てたのかもしれません」
小町ちゃんは、鳥が大好き。テレビ画面で鳥の動画を流すと、すごい勢いで画面にアタックし、狩りの練習をする。
「おかげで50インチのテレビの画面が駄目になりました(泣)」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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