黄身がぷっくり? 目玉焼きにしか見えない「クラゲ」が話題 英語圏では本当に「目玉焼きクラゲ」とも呼ばれてるんだって
まるで目玉焼きのようなクラゲがSNS上で大きな注目を集めている。
件のクラゲについて「卵焼きクラゲ、マジで卵焼きなので是非フォロワーの皆さんにおかれましては生で見て欲しい」と紹介したのはゆほさん(@euphoniumG59)。
白いボディーと中央部分が鮮やかな黄色…見た目には目玉焼き以外に見えないこのクラゲ。ゆほさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「高級ブランド卵で作った目玉焼きみたいですね。黄身がぷっくり!」
「クラゲに見える目玉焼きかと思った、、え?結局クラゲ、、?やば食べれる?」
など数々の驚きの声が寄せられている。
■投稿者さんに聞いた
ゆほさんに話を聞いた。
ーーこのクラゲをご覧になった際の感想を。
ゆほ:加茂水族館の中でもちょっと珍しい円筒型の水槽で飼育されていて、目をひいた覚えがあります。初めて見たときはやはり「目玉焼きだ……」と思いましたね。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
ゆほ:リツイートといいねの速度が尋常じゃなくなったあたりで相互フォロワー以外からの通知を切ってしまったので、正直みなさんからの反応を全く見ていないのですが……みなさん見てくださってありがとうございます。できれば私のツイートは置いといて加茂水族館様のツイートをリツイートしてください。可能なら毎週土曜日にYouTubeの公式チャンネルで「オールナイトカモスイ」という一晩ひたすらクラゲを映す配信を行っていて、クラゲの餌代としてスパチャを投げることも可能ですので是非そちらも見てください。
■加茂水族館にも聞いた
調べたところ、この個性的なクラゲは学名をコティロリーザ・ツベルクラータと言い、英語圏では「fried egg jellyfish(目玉焼きクラゲ)」と呼ばれることもあるらしい。加茂水族館飼育課の池田周平さんにも話を聞いた。
ーーコティロリーザ・ツベルクラータはどのような海域に生息しているの でしょうか?
池田:主に地中海に生息しています。日本にはいません。
ーー加茂水族館ではいつから展示されているのでしょうか?
池田:2013年6月にベルリン動物園からクラゲのポリプをいただき、そこからクラゲを育てて展示を開始しました。来館者の方々からは「目玉焼きみたい」 という声が圧倒的に多いですが、その他にも、「おいしそう」「形が可愛い」「紫色の部分が綺麗」などの声も聞きます。
ーー今回のSNS上の反響について。
池田:コティロリーザ・ツベルクラータは他のクラゲと比べて面白い形や色をしているので、これによりクラゲに注目してくれる人が増えてとても嬉しいです。ぜひ本物を水族館に見に来てほしいです。
さまざまな魚類、水生生物を飼育、展示する加茂水族館でもコティロリーザ・ツベルクラータは特に人気者。ショップではぬいぐるみも販売されているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)