「こんな部屋知らんぞ」65年住む父ですら知らなかった… 自宅に存在する「謎の部屋」にSNSが興味津々「映画や小説のよう」

長年住んでいた家に見たことのない部屋が存在していた-。ツイッターで、川北すピ子(@su_pico)さんの自宅の写真に多くのユーザーが興味津々なようです。

数年前に気が付いたという自宅にまつわる衝撃の事実を投稿した川北さん。長年住んできた家に一度も足を踏み入れたことのない「謎の部屋」が存在したことを明かしました。添付された写真には、ほこりをかぶった籐の椅子、樽などが置かれた広い空間が収められており、まるでこの部屋だけ時が止まったままのよう。この謎の部屋について川北さんにお話を伺いました。

川北さんがこの部屋を見つけたのは5年ほど前。帰省したときにぼんやりと壁を眺めていたところ、壁の一部が引き戸であることに気が付いたそう。開けてみると写真の光景が広がっており、川北さんの父も「こんな部屋知らんぞ」と驚きを隠せなかったといいます。

この家は明治から大正くらいに建てられたものと推測され、築年数は恐らく120年ほど。元々2階は川北さんの祖父の弟が使っていたそうですが、それ以来長らく家族は誰も立ち入っていませんでした。川北さんは2階に上がることはあったものの、扉になっていることには気が付かなかったといいます。

川北さんの父はこの家に住んで60年以上ほど経つそうですが、この部屋を見たのはこのときが初めてであり、存在すら知らなかったというからさらに驚きです。

では一体、この部屋は何に使われていたのか。「一番長く住んでいる祖母に聞いてみましたが用途不明です」と詳しいことは分からなかったそう。コメント欄では養蚕用の部屋と予想する人もいますが、川北さんは「養蚕はしていなかったので物置か使用人部屋かなと思っています」と語ります。

謎は残ったままなものの、この歴史ある家が昔からお気に入りだという川北さん。「元々昭和なものが好きだったので自然と自分の家も古くていいなあ…と思うようになりました」。

コメント欄では、「映画や小説のような話」「うちの家にもこんな空間があった」「わくわくするな~」と、謎の部屋に興味津々な人の声が多くあがっています。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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