まさにレべチ…プロの陶芸家が100円ショップの「オーブンねんど」で作ったミニチュア作品が話題
プロの陶芸家が100円ショップの「オーブンねんど」で作った作品がSNS上で大きな注目を集めている。
「100均で買った粘土で作ってみた。」と自身の作品を紹介したのはミニチュア陶芸家の市川智章さん(@ichinori1973)。
指先サイズだがなんとも味わい深い土色に焼き上げられた徳利や急須、湯飲みたち。
「おうちのオーブンでかんたんに陶芸ができる!」と書かれた安い粘土から作られたとは思えないその仕上がりに、SNSユーザー達からは
「すっっっごい!!!!レベチすぎる」
「100均楽しんでる場合でないレベルでなくて草 プロが遊ぶとこうなるん??」
「100円の材料でも、作る人が凄いと素晴らしい作品が出来るのですね。」
など数々の驚きの声、称賛の声が寄せられている。
■陶芸家に聞いた
市川さんにお話を聞いた。
ーーオーブンねんどで作品を作ろうと思われたきっかけを。
市川:100均で売っているのを見つけ、簡単にできそうだからやってみました。
ーーオーブンねんどの扱いやすさ、うまく仕上げるコツなどを。
市川:普段使っている陶芸用の土とそれほど変わらないので、違和感なく作業できました。小さい作品なので、乾燥させる時間が重要でこまめに乾燥具合を見ることがうまく仕上げるコツになります。
ーー投稿への反響について。
市川:大変大きな反響で驚いています。現在、陶芸人口が年々少なくなっていると聞いているので、このツイートをきっかけに少しでも陶芸に興味を持って頂ければ幸いです。
◇ ◇
「弘法筆を選ばず」という言葉があるが、名人や達人と呼ばれる人はありふれた道具からでも見事な作品を作り上げるものだ。
市川さんはこの他にもさまざまなミニチュア陶芸作品を製作し、SNS上でも紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)