「お酒を飲んでも、自転車であれば運転しても大丈夫」6人に1人が誤った認識 1000人に調査

全交通事故に占める自転車関連事故の割合が上昇している昨今、みなさんは自転車の飲酒運転についてどのような意識を持っているのでしょうか。社用車ドライバーで、お酒を飲む習慣がある全国の20~69歳の男女1000人(男性899人/女性101人)に調査をしたところ、約2割の人が「お酒が抜けきっていないと思いながら自転車を運転することがある」と回答しました。また、6人に1人が「お酒を飲んでも自転車であれば運転しても大丈夫だと思う」と回答したそうです。

株式会社タニタ(東京都板橋区)が、「飲酒運転に関する意識調査2023」と題して、2023年4月にインターネットで実施した調査です。

自転車の運転にあたって運転免許は不要であるものの、法律上、自転車は「軽車両」に該当するため、自転車の場合でも飲酒運転をすると処罰の対象となります。

社用車ドライバー1000人に対して、「お酒が抜けきっていないと思いながら自転車を運転することはありますか」と聞いたところ、21.5%の人が「運転することがある」(よくある:2.6%・ときどきある:7.4%・1~2回ある:11.5%)と回答しました。

これを男女別にみると、「女性」が9.9%であったのに対して「男性」では22.8%と、12.9pt高くなっていたほか、年代別では、「40代」(23.5%)が最も高くなっていました。

また、16.7%の人が「お酒を飲んでも自転車であれば運転しても大丈夫だと思う」(非常にそう思う:2.0%・ややそう思う:14.7%)と回答し、道路交通法について理解しているはずの人であっても、6人に1人は誤った認識を持っている実状が明らかとなりました。

これを男女別にみると、「女性」が11.9%であったのに対して、「男性」では17.2%と、5.3pt高くなっていたほか、年代別では、「20代・30代」(19.3%)が最も高い結果となっていたそうです。

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