民家の納屋からレスキューされ14年…糖尿病でインスリン注射必須だけど「頑張ってくれてありがとう。穏やかな毎日を過ごそうね」

■民家の納屋で生まれた子猫

ちゃちゃ丸くん(14歳・オス)は、民家の納屋で生まれて、間もなく保護団体にレスキューされた。

石川県在住のSさんは、知人から連絡をもらってちゃちゃ丸くんのことを知った。ちょうど2匹目の猫を迎えたいと思っていたので、団体に連絡を取り、里親になったという。

ちゃちゃ丸くんは、生後2ヶ月くらいになっていた。顔を見て、この名前が似合うと思い、「ちゃちゃ丸くん」と名付けたそうだ。

■子猫を迎えたら元気に

ちゃちゃ丸くんは、初日は2匹の先住猫に威嚇されたが、2、3日でケージの外に出て馴染んでいった。

「先住猫とは激しく舐め合っています。私たち人間のことも舐めてくれますが、ちょっと迷惑かも(笑)甘えん坊なんです」

Sさんの息子さんは県外で一人暮らしをしているが、時々「猫の写真を送って」とLINEが来る。

「寂しかったり嫌なことがあったのだと思いますが、それくらい家族にとって猫の存在が大きかったのだと思います」

ちゃちゃ丸くんは、後にSさんが迎えたシュシュちゃんと仲良く暮らしている。それまでは高齢ということもあり寝てばかりだったが、シュシュちゃんが来てから活発に動くようになったそうだ。

ちゃちゃ丸くんは、糖尿病なので毎日インスリン注射が欠かせない。

Sさんは、「痛いだろうけど頑張ってくれて有難う。穏やかな毎日を過ごしていこうね」と声をかけてあげたいと言う。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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