愛犬のデンタルケアを「毎日」している人は約3割 ケアで使用しているものは「歯ブラシ」が最多に

グローバルペットブランズジャパン株式会社(東京都港区)は、犬を飼っている全国の男女1017人を対象に、「犬のデンタルケア」に関する調査を実施しました。その結果、約3割の人が、「ほぼ毎日デンタルケアをしている」と回答しました。また、デンタルケアで使用しているものについては、半数以上の人が「歯ブラシタイプ」と回答したそうです。

調査は、2023年4月にインターネットで実施されました。

まず、「愛犬のデンタルケアの頻度」を聞いたところ、「ほぼ毎日」(31.2%)、「2~3日に1回」(18.8%)、「週に1回」(13.4%)、「月に1回」(7.3%)、「2~3週間に1回」(4.0%)という結果になりました。その一方で、「全くしていない」と答えた人は21.8%でした。

さらに、「デンタルケアをしている」と答えた795人に対して、「愛犬のデンタルケアで使用しているもの」を複数回答可で教えてもらったところ、「歯ブラシタイプ」(53.8%)が最多に。そのほか、「おもちゃ・おやつ・トリーツ(愛犬のしつけを行う際、指示通りの行動ができたときに与えるご褒美)」(46.3%)、「シートタイプ」(36.9%)、「スプレータイプ」(12.1%)といった回答が挙げられています。

また、「愛犬のデンタルケアでの悩み」については、68.4%の人が「ある」と回答。具体的には、「口臭」(20代女性)、「歯磨きをいやがる」(20代男性)、「磨けているか不安」(40代女性)といった声が寄せられました。

7割弱の人が、愛犬のデンタルケアに悩んでいることが明らかとなり、歯ブラシで行うデンタルケアはなかなか難しいことがうかがえました。

そこで、「愛犬に定期的に“硬めのおやつ・トリーツ”をあげていますか」と質問したところ、72.8%の人が「あげている」と回答しました。

それぞれの回答理由として「硬めのおやつ・トリーツをあげている」と答えた人からは、「歯磨き代わり」(20代女性)、「歯石取りのため」(20代女性)といった声が寄せられました。

一方、「あげていない」(27.2%)と答えた人からは、「シニア犬だから硬いものは避けている」(20代女性)、「必要性を感じない」(50代男性)といった声が寄せられたそうです。

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