AI時代を生き残るために子どもに身につけさせたいこと…3位「創造力」、2位「コミュニケーション能力」

ARINA株式会社(宮城県仙台市)が運営する教育メディア『おうち教材の森』は、中学生以下の子どもを持つ全国の20~60代以上の親200人を対象に「これからのAI時代を生き残るために子どもに身につけさせたいこと」に関する調査を実施しました。その結果、最も多かった回答は「プログラミング」でした。

調査は、2023年5月にインターネットで実施されました。上位の結果と具体的なコメントは以下の通りです。

【1位:プログラミング(52人)】

▽自分で考えて答えを導き出す能力が育つから。

▽AIを恐れないでうまく付き合えるようになるために、その仕組みにつながるプログラムの考え方を学んでおいてもらいたい。

▽この先AIはさらに進化をし、仕事に関してもAIを中心に色々な産業が回っていくと思うから。

【2位:コミュニケーション能力(40人)】

▽温もりのあるコミュニケーションはAIには出来ないと思うから。

▽コミュニケーション能力は、人間同士で話すのに必要不可欠だと思うから。

▽文字や画面に対面することが多く、人と人との直接的な関わりが減ってきているため。

【3位:創造力(31人)】

▽機械に負けないくらいの創造性があって欲しい。

▽人間にしかできないことを考える力が必要だと思うため。

▽人がしていないことを考え実施していき、先行者利益を獲得していく必要があると考えています。

【同率3位:思考力(31人)】

▽AIに頼るのではなく、手段として活用できる思考力が大切だと思うからです。

▽フェイクニュースなどに騙されないよう、常識的に思考して判断できるようになってほしいから。

▽AIは集めた情報の正確性や善悪を判断する能力はあまりないので、誤った情報に振り回されないための思考力を身に着けるのは必須だと思うから。

【5位:主体性(16人)】

▽いつの時代も主体性のある人間が成功しているため。

▽自分の人生は自分で切り開いていかないといけないと思うので。

▽人に言われたことだけでなく、自分で考えて行動することで、自分らしい人生を得られると思うから。

【6位:チャレンジ精神(14人)】

▽失敗を恐れず何事も挑戦してみないとどうなるかわからないから。

▽何事も興味を持ってこそ始まるものだと思うので、まずは何にでも挑戦してもらい、その中で自分に合ったものを見つけてほしいと思うから。

▽いろいろなものが目まぐるしく変わっていく時代なので、何にでもチャレンジする気持ちを育んでもらいたい。

【7位:行動力(13人)】

▽どんなに勉強ができても実際に行動にうつすかうつさないかにかかっていると思います。

▽自ら積極的に情報収集して活用方法を学ぶ行動力を身につける必要があると考えられるから。

▽AIをうまく利用しながら自分の道を見つけ出し、動ける人になってほしいと思いました。

【8位:その他(3人)】

▽『英語能力』どんどん英語が必要になってきてるから。

▽『感性』五感を含む感性は、AIだけでは分からないし伝わらないので。

▽『金融教育』限られたお金を上手に運用していければ、収入が低くても生き抜いていけそうだから。

   ◇  ◇

【出典】

▽おうち教材の森

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