最近の流行語「蛙化現象」→約半数の女性が「経験あり」 一方で「それって本気ではなかったのでは?」の声も

ずっと好きだった男性が振り向いてくれた途端、相手のことを「気持ち悪い」と感じてしまう「蛙化(カエル化)現象」。最近の流行語にもなっていますが、実際にどのくらいの女性が経験しているのでしょうか。全国の10~50代の女性200人に調査をしたところ、約半数の人が「蛙化現象を経験したことがある」と回答したそうです。

株式会社わんわんわん(福岡県福岡市)が運営する女性のための恋愛解決メディア『恋愛トラベル』が、2023年3月~6月の期間にインターネットで実施した調査です。

調査によると、「蛙化現象を経験したことがある」と回答した女性は50.5%、「経験したことはない」と回答した女性は49.5%と、ほぼ半々の結果になりました。

「経験がある」と答えた人からは、「コンビニのお会計の際に渡された小銭を落として、拾っている姿を見た時」(20代)、「しっかり者だと思っていたら、過度な構ってだったとき」(30代)、「熱烈なアピールをされてしまい、こちら側が冷めてしまった」(40代)などの声が寄せられました。「自分への好意に気がついた」という声はもちろん、「食べ方が汚い」「常識的なマナーを知らない」といった男性側の嫌な行動を見たり、自分(女性側)のことを気にしすぎて、構われすぎたりすることで蛙化現象を経験している人が多くいることが分かりました。

一方、「経験したことがない」と答えた人からは、「言葉が流行ってしまっているだけで、言葉に乗っかっているだけの印象。そんなことで冷めるなんて所詮その程度の気持ちなんだろうなとは思う」(20代)、「どちらかと言うとその言葉を使う人たちに対してマイナスイメージ」(20代)、「相手を無駄に美化し過ぎなのではないかと思います。完璧な人間なんて存在しませんし、そもそも最初から好きではなかったのでは?」(40代)といった意見が集まりました。

また、「蛙化現象が起きやすい場面」については、「余裕そうな人が慌てて失敗をしている時」(20代)、「『会いたい』としつこくラインをしてきた時」(30代)、「一緒に食事をしている時、箸の持ち方やくちゃくちゃ音を鳴らして食べたりすると一気に冷めます」(50代)、「会う約束とか具体的な話になってくると起きてしまう」(50代)などの声が寄せられました。片思い中に相手へ向けた期待が大きければ大きいほど美化されてしまい、その反動で蛙化現象が起きてしまうことが多いことがうかがえるといいます。

蛙化現象についてさまざまな意見が集まりましたが、どのくらいの人が蛙化現象を克服することができたのでしょうか。調査の結果、「克服できた」と答えた人は25%、「克服できていない」と答えた人は75%となりました。

「克服できた」と答えた人からは、「心の底からずっと一緒にいたいと思えた人には蛙化しませんでした」「10代後半から20代前半まではとくにひどかったが、年齢を重ねるうちに克服できた」「今の旦那が私のことを本当に好きでい続けてくれたので克服できました」「相手を男性ではなく、一人の人間としてよく観察できた時に克服したと思います」などの回答が寄せられたそうです。

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