ズワルトくん（1歳・オス）は、野良の兄弟猫と一緒に外で暮らしていたところ、保護猫団体に保護された。

福岡県に住むSさん夫妻は、お互い小さい頃から実家で猫を飼っていたので、猫を飼いたいと思っていた。夫婦ともに実家ではハチワレ猫を飼っていたので迷ったが、インスタでフォローしていた黒猫が可愛かったので、黒猫に絞って探したそうだ。2022年12月、譲渡サイトに掲載されていたズワルトくんの写真を見て会いに行ったという。

「初めて会った時から膝の上に乗ってきて、甘えん坊な猫だなと感じました！」

■笑顔が増えて、心が安らかに

ボランティアにズワルトくんを家に連れてきてもらうと、最初は腰も低く、部屋の端を歩いていた。しかしすぐに慣れたようで、初日から一緒に寝てくれたという。「ズワルト」とは、オランダ語で「黒」を意味する。

ズワルトくんは、甘えん坊で好奇心旺盛、暴れん坊だという。外を見ることやおもちゃで遊ぶこと、水道から出る水を飲むのが好き。初めて窓に映る自分を見た時たは、びっくりして固まっていたそうだ。

「ズワルトと暮らし始めて笑顔が増え、心が安らかになりました！なくてはならない存在です！」

（まいどなニュース特約・渡辺 陽）