パートナーを選ぶ際の条件…「タバコを吸わない人がいい」約7割
株式会社ヒューマンリンク(大阪府大阪市)は、このほど「タバコ」に関するアンケートの結果を発表しました。同アンケートによると、パートナーを選ぶ際に喫煙状況について、「非喫煙者(タバコを吸わない人)を好む」という回答が圧倒的多数となりました。
調査は、2023年2月~3月の期間に、同社運営の治験情報サイト「V-NET」会員およびサイト閲覧の非会員(男性2066人、女性1682人/平均45.7歳)を対象としてインターネットで実施され、3741票の回答を得たといいます。
まず、「タバコのイメージ」を複数回答可で聞いたところ、「健康に悪そう」(2794票)、「衣類等に煙の臭いがつく」(2411票)などに回答が集まり、全世代を通してネガティブなイメージを持っている人が多いことが判明。
その一方で、「かっこいい」という回答では、20歳未満(4票)、20代(88票)、30代(89票)、40代(64票)、50代(36票)、60代(12票)、70歳以上(10票)と、近年喫煙者が減っている傾向があるものの、タバコに対して「かっこいい」イメージを持つ若年者層もいることがうかがえます。
次に、未婚またはパートナーがいない人を対象に、「パートナーを選ぶ際に喫煙状況について条件はありますか」と聞いたところ、「非喫煙者(タバコを吸わない人)を好む」が1476票で67%、「どちらでも良い・気にしない」は669票で30%、「喫煙者を好む」は56票で3%という結果になりました。
なお、20代から60代まで年齢層が上がるに連れて「どちらでも良い・気にしない」を選択する割合が少しずつ増えているものの、全世代で「非喫煙者(タバコを吸わない人)を好む」を選択する人が圧倒的に多く、パートナーを選ぶ際の喫煙条件に世代間での違いはほとんどみられませんでした。
最後に、「飲食店で喫煙スペースに近い席に案内された場合の対応」について、該当する項目を選んでもらったところ、「気にせずそのままその席に座る」(1238票)、「気にするがあきらめてその席に座る」(1137票)などに回答が集まった一方で、「席を変えてもらうようお願いする」(1129票)という人も多くなっており、さらに「店を出る(違う店に行く)」(244票)という人もいました。これを世代別でみると、年代が上がるほど「席を変えてもらうようお願いする」「店を出る(違う店に行く)」割合が高くなっていたそうです。