ああ、これぞ「地獄のバリウム検査」…ぐるぐる回転、あげくの果てに頭部に悲劇が! レゴで再現「ジワる」と話題
バリウム(造影剤)を飲み、げっぷを我慢しながら固く冷たい検査台の上をグルグル回らされるバリウム検査。好きな人など決していないであろう健康診断の検査だが、今、Twitter上ではそんなバリウム検査の模様を再現したレゴ作品が大きな注目を集めている。
件の作品を動画で紹介したのはよしむらっくるさん(@nita_great)。
検査台の上で3回転した後、上に下に台を傾けられ、しまいには装着していたカツラを落とされてしまうレゴ人形。
とてもレゴとは思えないリアルで人間くさいその再現ぶりに、Twitterユーザー達からは
「おじさんにジワる装置ですね!」
「ヅラ対策をせずに台に乗ったら最後。。。」
「最後にお腹押されるのもぜひ再現してほしい」
など数々の驚きと称賛の声が寄せられている。
■作った人に聞いた
よしむらっくるさんにお話を聞いた。
ーー今回のテーマを思いついたきっかけをお聞かせください。
よしむらっくる:2016年頃から、レゴでカツラを付け外しするだけの装置「カツラ装置」を作っています。
今の作風はマインドストームという、プログラムで動くレゴを手に入れたことから始まります。レゴのカツラを付け外しするために、とにかくムダな動作を加えてみたらどうかという試行錯誤をした結果、今の作風に至りました。毎回「このシチュエーションでカツラが外れたら面白いかな…」からテーマを決めて作るのですが、今回はバリウム検査の体験を元に作ってみました。
ーー天才の発想ですね。苦労された点などを聞かせてください。
よしむらっくる:実際の検査になるべく近づけるため、最初に右に3回転するのは必ず再現しようと思いました(笑)。実際にバリウム検査を経験された方なら分かると思います(笑)。苦労したのは、一番いい状態でカツラ外れるまで、何回も何回も撮り直ししたことです。
ーー今回の反響について。
よしむらっくる:リプライでバリウム検査時の苦しさに対する皆さんのご苦労を沢山聞かせていただきました(笑)。
◇ ◇
「少しでもみなさんがフフフって笑えるような作品が作れたらいいなと思います」とよしむらっくるさん。よしむらっくるさんは日々、Twitter上でカツラ装置のレゴ作品を紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)