【婚活中999人の本音】持ち家の自己PRは好印象もたらす? 男性は大半が肯定も女性は「結婚後の住居が限定されるのが嫌」

結婚相談所において、好感度の高いプロフィールとはどのようなものなのでしょうか。全国の婚活中男女999人に調査をしたところ、自己PRにおいて、資産の項目に「持ち家」と書かれている場合、「好印象」を持つ割合は、男性は8割以上であった一方で、女性では約半数に留まっていることが分かりました。また、女性の年収表記については、約7割の男性が「表記したほうがよい」と回答したそうです。

株式会社TMSホールディングス(大阪市中央区)が運営する『TMS 全国結婚相談事業者連盟』が、「好感を持てるプロフィール」と題して2023年5月にインターネットで実施した調査です。

まず、「プロフィール写真の撮り方で良いと思うもの」について聞いたところ、年齢を重ねるごとに「写真館以外で自然に撮られた写真」を好む傾向がみられるものの、20代で約9割、30~40代で約8割と、圧倒的に「写真館で撮ってもらった婚活用の写真が良い」と回答した人が多い結果となりました。

さらに、「枚数」については、約4割の人が「渾身の1枚」と回答したのに対して、約6割の人が「雰囲気の違う2枚」を見ることを希望しています。

また、長くなる傾向にある「自己PRの文章」は約9割の人が「ほどほどの長さ」を好んでおり、「良いことや長所だけではなく、短所や苦手なことも書かれているほうが好感を持てる」という回答が約7割となりました。

自己PRの内容には「短所や苦手なことも書かれているほうが好感を持てる」人が多いことが分かりました。では、お酒や煙草などの項目についてはどうでしょうか。

そこで、「お酒」の項目において、「好き・付き合い程度・飲まない」の選択肢のから「好き」を選択することに対する印象を聞いたところ、「素直に書いていて良いと思う」が男女ともに高い割合を占め、お酒好きにマイナスの印象を持つことは少ないということがうかがえました。他方、「煙草」の項目において、「禁煙する意向」と書かれていた場合の印象を聞いたところ、半数以上の人が「申込みを躊躇する」と答えています。

さらに、「資産」の項目に「持ち家」と書かれていた場合では、約8割の男性が「プラスの印象」を持つと回答した一方で、女性では30~40代を中心に約半数が「マイナスの印象」を持っていることが判明。

結果について同連盟は、「女性は結婚後の住居が限定されるイメージをネガティブにとらえる人も一定数いることが想定される」とコメントしています。

結婚相談所においては男性のみが必須項目となる「年収」。では、「女性の年収表記」については、どのように考えているのでしょうか。

調査の結果、男性ではどの年代も約7割が「表記したほうがよい」と回答。一方、女性では年齢を重ねるごとに「表記する必要はない」が増加する結果となりました。

また、「オンラインお見合いの可否」について聞いたところ、「オンラインお見合い不可」と表示されていても、半数以上の人が「プラスの印象」を持つという意外な結果となり、リアルな対面お見合いのニーズが高まっていることがうかがえます。

最後に、「お相手希望の書き方」について「『細かく記載』『空欄が多い』『特に希望なしが多い』のどれが好印象ですか」と質問したところ、男性は「細かく記載」、女性では「特に希望なし」と、男女で回答が分かれる結果となりました。

結果について同連盟は、「男性は理想の条件を具体的に知りたい、女性はその希望条件の書き方に寛容さを見る、ということでしょうか」とコメントしています。

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【出典】

▽TMS

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