【本好きには天国】マニアックな絶版小説読み放題!幻の作品のコピーを郵送してくれる!…「国立国会図書館」のスゴさ伝える漫画が話題
日本の国会議員の調査研究、行政、および国民への奉仕を目的に設けられ、納本制度に基づいて国内で出版されたすべての出版物を収集・保存している国立国会図書館。
今、SNS上ではそんな国立国会図書館の魅力を紹介する漫画「国会図書館のススメ」が大きな注目を集めている。
「地元の図書館もおすすめだし
行かなくても楽しい図書館の話」
と件の作品を紹介したのは漫画家の碧木オルカさん(@AokiOrca)。
お堅い本ばかりでなく漫画やマニアックな本も読み放題で、読書スペースのほかカフェ、食堂も完備。国会図書館は本好きにとってうってつけの空間と紹介するこの作品に対し、SNSユーザー達からは
「論文で使いたい昭和初期の本を100冊くらい国会図書館で見させてもらいました。5冊ずつ?しか出してもらえないのは大変でしたが、コピーをお願いしたらすぐやっていただけたので助かりました。ネット上で見れる本の種類がもっと増えたり、題名だけでなく概要も見れると良いんですけどね」
「国会図書館いいですよね 絶版の本も読めるしありがたいです。高校生の頃 将来国会図書館で働きたいと憧れてました」
「確か作家の森見登美彦先生が勤めてたと聞いた事があるが、使い方は知らなかった、こんなに便利なんですね」
などさまざまなコメントが寄せられている。
碧木さんにお話を聞いた。
ーー碧木さんが国会図書館を利用されるようになった時期、きっかけをお聞かせください。
碧木:去年までは入場制限もあり、行ってみたいと思っているのに行けない状況。今年初めて訪問してみました。電車でわざわざ行くのは面倒なので、ふだんは地元図書館に行きますが、読みたい本がたまったら国立国会図書館に半日くらいかけて遊びに行くってイメージです。
ーー初めて国会図書館を利用された際のご感想をお聞かせください。
碧木:私の読みたい本は電子書籍にはあまりならず、古本でもネットオークションでもみつからず、あっても高騰しているということが多いので図書館はとてもありがたかったです。
ーー利用の注意点などあるでしょうか?
碧木:続編に書いたのですが、未成年の方は利用できないことでしょうか。
また、中に入るとコインロッカーに自分の荷物を預けて、無料貸し出しの小さな半透明のバッグを持って入ることになります。図書館内は「B5判以上の大きさの不透明な袋物」の持ち込みができないからです。なのでマイ図書館用バッグとして、小さい透明のエコバッグなどを準備したほうが良いと思っています。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
碧木:いろんな方の図書館への熱い思いを聞かせてもらえてとても楽しかったです!反応くださったみなさま、本当にありがとうございました。これからも楽しい読書ライフを!
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国立国会図書館には東京・永田町の東京本館と京都府精華町の関西館がある。ご興味ある方はぜひ一度ホームページの来館案内をご覧になった上で足を運んでいただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)