目がムズムズしそうなキーホルダーがSNS上で大きな注目を集めている。

「飛蚊症(たまに目の中でウロウロしてるやつ)のキーホルダーを作ろうとしています。よろしくお願いします。」

と件のキーホルダーを紹介したのは八羽さん（@aoiwa_88）。

飛蚊症とは、目の中の硝子体に濁りが生じて蚊が飛んでいるような影が見える症状だが、八羽さんが製作中のキーホルダーの模様はまさにその飛蚊症そのもの。

その奇抜な着眼点と巧みな再現度に、SNSユーザー達からは

「最近見なくなって寂しかったから買おうかな。説明するの難しいけど『こういうやつが見える』と人に説明する時にいいよね」

「これ、完成したら全国の眼科に向けプロモーションされてはいかがでしょう。説明が難しい眼病を表現する面白い商品に見えますね。特に子供の患者にも納得感がありそうです」

「これ！　私も目の中にいます。マイケルって名前付けてる。『おっ、マイケル今日はよく動くな』」

など数々の称賛の声が寄せられている。

八羽さんにお話を聞いた。

ーーこのアイデアを思い付かれたきっかけをお聞かせください。

八羽：中にオイルが入ったシャカシャカキーホルダーを作りたいと思い立ち、作り方の動画を見たところ、完成品の中のパーツの動きがとても飛蚊症で、これはもう飛蚊症ではないな、と思い制作しました。

ーーキーホルダーの中はどういった構造なのでしょうか？

八羽：アクリルキーホルダーの中にオイルとニョロニョロのパーツが入っています。オイルが漏れないようにすることと、ニョロニョロ同士がもっとスムーズに重なり合うように改良していきたいです。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

八羽：飛蚊症は人によって色々な見え方があると聞いていたので、なかなか共感してもらえないのではないかと思っていましたが、意外と「これこれ！」という声が多くて嬉しいです。普段共有することできない感覚を思いがけず不特定多数の人と分かち合えてしまったので不思議な感覚です。

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八羽さんはこの他にもさまざま作品を手がけており、最近ではかざすだけで物に手足が生えて、なんだか元気になってるように見えるキーホルダー「なんでも元気になる四肢」も話題になっている。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）