東大・早慶上智の大学生…「長期インターンシップ」に1割弱が参加

インターンシップとは、学生が企業に一定期間在籍し、「就業体験」を行える制度のことですが、長期のインターンシップに参加している人はどれくらいいるのでしょうか。東大・早慶上智の現役大学生234人に調査したところ、参加率は8.5%でした。また、参加期間は半数が「1ヶ月~半年」だったことが分かったそうです。

 Z世代をターゲットとしたブランディング・マーケティング支援を行う株式会社bieno(東京都渋谷区)が、「現役大学生の”長期インターンシップへの参加調査”」と題して、2023年6月にインターネットにて実施した調査です。

最初に、長期インターンに参加したことがあるか聞いてみると、91.5%の人は「ない」と回答し、「ある」と答えた人は8.5%でした。次に、「ある」と回答した人に、参加期間を教えてもらったところ、「1ヶ月~半年」が50%で最も多く、次いで「1年以上」が35%、「1ヶ月未満」が10%、「半年~1年」が5%となりました。

続いて、長期インターンシップに参加した人に、参加して役に立ったことを聞いたところ、「論理だてた思考ができるようになった」、「経験に基づいて話すことができ、就活に有利になった」、「専門的な知識が身に付いた」など、長期インターンシップならではの気づきを得ることが出来たという意見が多かったといいます。また、参加した人からは以下のようなコメントも寄せられました。

▽「企業経営を間近で見てビジネスについて知ることが出来てよかった」(大学3年生)

▽「社会人からフィードバックをもらえる!他にも、経営者直下で働くことで経営視点を学べるし、裁量が大きく決断力も身につく」(大学3年生)

▽「新しいプロジェクトの立ち上げと、そのデザイン的戦略を学べた」(大学3年生)

さらに、長期インターンシップ参加率の高い業界・業種を調査したところ、プログラミングやエンジニアなどのIT業界、web・SNSマーケティングが多かったほか、教育業界や食品関係など幅広い分野で参加していることが分かったそうです。

【出典】

▽bienoscope

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